東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2024 一般社団法人HAPS

タグ: EnjoyExhibitionClub



Enjoy Exhibition Club#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」開催のお知らせ

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

概要

イベント名|Enjoy Exhibition Club #5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
日時|2024年11月1日(金)~11月24日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1)
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|後藤那月
主催|一般社団法人HAPS

一般社団法人HAPSは、2024年11月1日より、後藤那月による展覧会「そして再び訪れて、また」をHAPS HOUSEにて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第5回となります。本展では、後藤による彫刻、インスタレーションを展示します。

 後藤は、秋田県を拠点に活動を行っており、人に潜在する心象についての関心を制作の主軸に据えています。〈移動〉を土地と不可分な心の深層のフィールドワークであると捉え、自らの足で歩くことを継続して行なってきました。流動的に訪れた旅先の風景と、日常との往還から得た細やかな気付きを端緒とした独自の世界像を作品として描き出すことを試みています。
 また近年は鉱物の持つ時間性をモチーフに、土や石、塩が結晶化するプロセスを用いて、長い変化の一端を垣間見るような空間を制作しています。
 後藤の個人史的な経験から生みだされた心象を目の前にしたとき、私たちは何を想起するのでしょうか。ぜひご高覧ください。

■プロフィール

後藤那月(ごとう なつき)
2001年秋田県湯沢市生まれ。2024年秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻卒業。現在は同大学に研究生として在籍中。主な展示に個展「息の緒の通い路」(新屋NINO、秋田県、2022)、個展「nowhere “Where Do We Come From”」(YAU STUDIO、東京都、2023、雲ノ平山荘アーティストインレジデンス(雲の平山荘、富山県、2023)、秋田公立美術大学卒業作品展(学長賞受賞/秋田市文化創造館、秋田県、2024)がある

■Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

関連記事


Enjoy Exhibition Club#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」開催のお知らせ

デザイン:橘葉月

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

概要

イベント名|Enjoy Exhibition Club #4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」

日時|2024年9月27日(金)~10月20日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|伊藤真生、橘葉月
主催|一般社団法人HAPS

■プロフィール

伊藤 真生(いとう まお)
1998年熊本県生まれ。2021年筑波大学芸術専門学群卒業、2024年京都市立芸術大学大学院美術研究科(彫刻)修了。「発話」を表現手段として文脈を変動させる映像作品を制作する。主な展示に、「悪魔の子供」(Room_412、東京、2021)、「スローイング・スパゲッティ@VOXビル」(VOXビル、京都、2023)などがある。

《丁寧に喋る》、2023、ビデオインスタレーション

橘 葉月(たちばな はづき)
 2000年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科(油画)在学中。現実空間と虚空間の関係性をテーマに、自画像の構造を基にした絵画制作を行う。主な展示に、個展「熱視線」(芝田町画廊、大阪、2023)、個展「鏡が見てるから、ここにいる。」(alternative space yuge、京都、2021)、「東九条芸術祭」(京都市地域・多文化交流ネットワークセンター、京都、2023)、「画質のパノラマ」(ノランナラン、京都、2021)などがある。

《浮かぶ姿(自画像?)》、2024、キャンバスに油彩、サイズ可変(3000×840mm 4枚組)

■Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

関連記事


Enjoy Exhibition Club#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」開催のお知らせ

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

概要

イベント名|Enjoy Exhibition Club #3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」

京都九条を歩き回って、出口だらけの迷宮に迷い込みます。
絵や音楽のパフォーマンスを通じて街を感じて人と出会って1ヶ月過ごします。
その日々を展示に、もしかしたら最後には出会った人と夏フェスをするかも!
-このよのはる

一般社団法人HAPSは、2024年 8月 23日より、長崎リサ/なかやましょうごの2名からなるユニット「このよのはる」によるイベント「京都九条らぶ♡りんす」をHAPS HOUSE にて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第3回となります。

このよのはるは、「うたっておどれる似顔絵ユニット」として2015年から活動を継続しており、主に渋谷の路上にて似顔絵を描き、歌を歌う生活をしながら、『百鬼夜行渋谷アタック大作戦』(2017~2024)や『桜前線ツアー』(2021年)にみられるように、旅とともに「全国各地にハッピーな歌と似顔絵を届ける」活動を展開しています。

本展では、旅の最中に出会った素材を編み込んだ洋服、ダンボールCD、オリジナルZINEといった、全国各地を旅してきたこのよのはるの「思い出」たちと、HAPS HOUSEの位置する九条周辺を歩き、出会ったひと・もの・ことを記録していく「ビッグマップ」や、街で拾ったもの、もらったものなどから作られた彫刻などが共存することにより、ふたりが出会ったものごとが新たな「思い出」として蓄積されていきます。街を歩きながらそこで繋がった多様な人々の気持ちを解放していくふたりの活動は、京都の地にどのような遊び心をもたらすのでしょうか。期間中、このよのはるのふたりは展示空間でのパフォーマンスを継続しながら、会期末の夏フェスに向かって、人との出会いを重ねていきます。夏の京都に出現する「らぶ♡りんす」を体験し、「このよのはる」がもたらす新たなバイブスを感じてください。

■関連イベント

『夏みぞれフェス』
日時|2024年9月14日(土)15:00~18:00
会場|HAPS HOUSE
内容|HAPS HOUSEで開催中のこのよのはる展覧会「京都九条らぶ♡りんす」で夏まつりを行います。音楽、ダンス、似顔絵、トーク、くじ引きなどがあります。子どもも大人もぜひ遊びに来てください。

■プロフィール

このよのはる(長崎リサ/なかやましょうご)

2015年結成。うたっておどれる似顔絵ユニット。
おもに渋谷や新宿の路上にて似顔絵を描き、歌を歌い生活をしている。車で旅もしている。
似顔絵を描くこと、作った曲を演奏すること、移動すること、生活することをパフォーマンスと捉えながら毎日生きている。その場に住み着く妖怪になるのが多分得意。見えないものは信じないタイプ。空間がだいすき!全国各地でハッピーな歌と似顔絵を届ける!

主な作品に、集まった参加者と東京の街を練り歩き、歩いて感じた東京をテーマに参加者それぞれがパフォーマンスや作品を発表する『百鬼夜行渋谷アタック大作戦』(2017年~2024年)、桜前線を追いかけながら日本一周ライブをして旅する『桜前線ツアー』(2021年)がある。

WEB:https://konoyonoharukamo.wixsite.com/konoyonoharu
Instagram:@konoyonoharu_

「空き家に住み続ける展示」、2016年、街でもらったもの、ひろったもの

■Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

関連記事


Enjoy Exhibition Club#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」開催のお知らせ

デザイン:津村侑希

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

■概要

イベント名|Enjoy Exhibition Club #2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
日時|2024年7月19日(金)~8月11日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|櫻井正樹、津村侑希
主催|一般社団法人HAPS

一般社団法人HAPSは、2024年 7月 19日より、櫻井正樹と津村侑希による展覧会「地図をもって迷子」をHAPS HOUSE にて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第2回となります。本展では、櫻井と津村による絵画・インスタレーション作品を展示します。

櫻井は、街中に存在する壁と、そこに発生する現象を起点として制作を行っています。雨による汚れ、何者かによって書かれた落書き、色褪せる看板や塗膜の剥離の奥に覗く施工の手つきなどの、自然現象と人為が折り重なり止揚する関係に興味を持ち、それらを題材としてフレスコ画の技法を軸に制作しています。
津村は、訪れたことはないがどこか惹かれる異国の風景を主題として扱っています。ヴァーチャルツーリズムを用いながら、その土地に関連するニュースや記事、書籍や写真資料から得た内容に基づき、時間と空間、主観と客観の境界をなし崩しにした独自の世界像を制作しています。

両者の作品に通底する要素に、「構造物」があります。構造物とは、家屋や壁、そして柱などであり、それらが存在してきた場所の歴史や、経過してきた時間を私たちに示唆するものでもあります。そうした構造物が作品となり、また作品そのものも構造物である。こうした「構造」を目の前にしたとき、私たちはどのような視点を採用し、何を見ていると感じるのでしょうか。作品を目の前にして「迷子」となる体験を、HAPS HOUSEにてお楽しみください。

■プロフィール

櫻井 正樹 SAKURAI Masaki
1999年京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科在籍。街に存在する壁と、そこに起こる劣化などの現象をモチーフに、人間の営みを自然現象が徐々に凌駕しようとする様子に着目して、フレスコ画の技法を用いながら制作する。主な展覧会に、「下京・南まちなかアート」(下京青少年活動センター、京都、2024)、「第7回京都学生アートオークション プレビュー展示」(京都京セラ美術館多目的室、京都、2023)、「軸展(仮)」(アサノヤ、大阪、2022)、「見えないところで 光らない蛍光灯」(マンションみどり、大阪、2022)、個展に「抄本」(マンションみどり、大阪、2021)などがある。

《solitude murleau #1》、2024、470×350×48mm
セメントパネルに顔料、漆喰、モルタル接着増強剤
《shihira》、2024、サイズ可変
レンガ壁に漆喰、顔料、石灰、セメント

津村 侑希 TSUMURA Yuki
1998年京都府生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻油画技法材料研究室修了。訪れたことはないがなぜか惹かれる異国の風景を主題として扱う。ヴァーチャル地球儀システム から得られる衛星写真などの情報をもとに、その土地に関連するニュースや記事、映画や書籍から得た内容に基づいて、時間と空間、主観と客観の境界をなし崩しにした独自の世界像を制作している。近年の展覧会に、「逃げ水をすくう」(The Terminal Kyoto、京都、2024)、「In between」(Creativespace HAYASHI、神奈川、2024)、「Cut off the Landscape head, Passing through human.  風景の首を刎ね、人間を通過する」(Gallery Telescope、京都、2023)、「Land  p」(space 櫛形、東京、2023)などがある。

《aedes esquina 建築物の曲がり角》、2023
東京藝術大学修了展(展示風景部分)

《式場看板広告》2023、1000×1000×30mm
コンテ、油彩、キャンバス

Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

関連記事


Enjoy Exhibition Club #1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」展開催のお知らせ

お隣から50円引きスクラッチ メインビジュアル(デザイン:久保海音 写真撮影:峰松沙矢)

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

【概要】

イベント名|Enjoy Exhibition Club #1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
日時|2024年6月14日(金)~7月7日(日)13:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1)
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料 
出展者|田村久留美、峰松沙矢
SOA(SPECIAL OTASUKE ADVISOR)|岡留優

一般社団法人HAPSは、2024年 6月 14日より、田村久留美と峰松沙矢による展覧会「お隣から50円引スクラッチ」をHAPS HOSUE にて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第1回となります。

京都市南区東九条に位置するHAPS HOUSEは、アートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の拠点として機能してきましたが、このたび従来の取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設に生まれ変わりました。京都市立芸術大学が移転し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として活動を強化してまいります。

「Enjoy Exhibition Club」は、HAPS HOUSEギャラリーにおいて新進の芸術家を支援するプログラムとして新設されました。展示を行ったアーティストが、次回に展示するアーティストを指名していくシステムをとり、京都で活動するアーティストに、展示を自ら計画・実施し、ゆるやかに繋がり合う機会を提供します。

記念すべき初の展覧会となる「お隣から50円引スクラッチ」では、アーティストの田村久留美と峰松沙矢による、絵画と会場に散りばめられたエッセイをご覧いただきます。

会期中は不定期に、京都市内の街頭でポケットティッシュの配布や、峰松が制作した絵画を人力で街頭に運び出し、向かいあわせるパフォーマンスなどが行われます。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

【プロフィール】

田村 久留美(たむら くるみ)
2000年香川県生まれ。秋田公立美術大学美術学部美術学科アーツ&ルーツ専攻卒業。京都市立芸術大学大学院 美術研究科彫刻専攻修了。人と人やモノなんかの総合的な関わりの中で起こるロマンスをいつだって期待している。あたしのために優しくて愉快な革命にゆるやかに巻き込まれてください。など、と。
主な展覧会に、「やにょとたみっめもぽぁ」(アトリオン、秋田、2021)、「曖昧模糊模糊茫洋茫洋」(オンライン開催、2021)、「サーフィン(ここにあるビーフン)」(千鳥文化ほか、大阪、2022)、「パ」(京都市立芸術大学内小ギャラリー、京都、2023)、「スローイング・スパゲッティ at VOXビル」(VOXビル、京都、2023)、「路地裏の舞台にようこそ2023」(西成の路上、大阪、2023)、「思可牟展」(高松市立塩江美術館、香川、2023)、「みんなの大同窓会」(Alternasu/オルタナス、秋田、2024)、「スローイング・スパゲッティ at HAPS HOUSE -話し合いのためのパフォーマンス-」(HAPS HOUSE、京都、2024)など。その他いろんなゲリライベントやコレクティブに加担している。


峰松 沙矢(みねまつ さや)
2000年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻在籍。他者とのやり取りの中で、自己を保つ為の要素を探りながら絵を描き、その絵画を設置する行為までを作品と捉え制作する。
主な個展に、「spotting」(京都蔦屋書店、京都、2024)、「spoofing」(alternative space yuge、京都、2024)、「はな あな たもたれるはな」(MEDIA SHOP|gallery2、京都、2022)、グループ展に、「スローイング・スパゲッティ at HAPS HOUSE」(HAPS HOUSE、京都、2024)、「東九条芸術祭」(コミュニティカフェほっこり、京都市地域・他文化交流ネットワークセンター京都、2023)、「tiny moon, tiny sea」(gallery metabo、京都、2023)、「トゥールビヨン21 part1」(Oギャラリーeyes、大阪、2023)、「スローイング・スパゲッティ at VOXビル」(VOXビル、京都、2023)、「展示力合宿!in かなざわ」(金沢市民芸術村、石川、2023)など。

【Enjoy Exhibition Clubについて】

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

【HAPS HOUSEについて】

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2024 一般社団法人HAPS