『表現と倫理の間で』


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注)

(*1)『わたしの怒りを盗むな』
http://dontexploitmyanger.tumblr.com/

下記(*3)にあるギャラリー@KCUA(アクア)で発生した問題並びにインターネット上の議論を経て、制作されたタンブラーによるウェブサイト。
有志として、あかたちかこ、今井健太郎、げいまきまき、竹川宣彰、張由紀夫、早瀬道生、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、薮内美佐子、山田創平が参加。有志数名のテキストの他、Q&Aで構成され、問題の所在を明確にするとともに、広く議論を呼びかけている。
 
(*2)京都造形芸術大学アートプロデュース学科が運営するアート・スペースARTZONEにて開催された展覧会「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(2015年11月7日~23日)の1日イベントとして「パレ・ド・キョート」が企画された。そこで当初参加が発表されたアーティスト鳥肌実について、これまでの政治的行動を疑問視した人々が、主にSNSを中心に批判を展開、最終的には、出演が取りやめとなった。
・パレ・ド・キョートに関するお詫びとご説明
http://artzone.jp/?p=2227
・鳥肌実の「パレ・ド・キョート」出演を巡るツイート
http://togetter.com/li/890169
・パレ・ド・キョートの「鳥肌実出演取り消し」
http://togetter.com/li/887955
 
(*3)2016年1月30日、京都市立芸術大学が運営するギャラリー@KCUA(アクア)において、丹羽良徳氏によるワークショップ「88の提案の実現に向けて」が開催された。
その中で、実現すべき提案のひとつとして、「デリバリーヘルスのサービスを会場に呼ぶ」というアクションがあり、その方法を探るために当日急きょ講師として呼ばれた元セックスワーカーの女性のSNS上での発言をきっかけに大きな議論が起こった。
・『わたしの怒りを盗むな』
http://dontexploitmyanger.tumblr.com/
・丹羽良徳×げいまきまき×水野祐「88の提案に関する報告」
http://bookandbeer.com/event/20160305_88/
・オープン・ディスカッション「表現と倫理の現在」
http://haps-kyoto.com/discussion_expression_and_ethics/
 
(*4)MOMAT コレクション特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。-東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20150919/
 
(*5)アートスケープ
1992年-98年 京大横、吉田山麓の二階建ての木造日本家屋の自主運営のアートセンター、ダムタイプも企画、運営に関わっていた。
http://archive-project-90s.com/a01.html
 


 
プロフィール
 
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
1961年大阪市生まれ。アーティスト。時々ドラァグクイーン。パフォーマンス「S/N」(dumb type 1994-96)出演など国内外のアーティストとの共同制作多数。92年よりHIV/エイズの予防とケア、セックスワーカーの性的健康、触法障碍者・高齢 者の福祉にも携わる。2008年より「私塾」を友人らと共に開催。2010年に社会学者の山田創平氏らと「水図プロジェクト」を開始。 http://www.otafinearts.com/ja/artists/bubu-de-la-madeleine/
最近書いたこと;  http://dontexploitmyanger.tumblr.com http://swashweb.sakura.ne.jp/node/148
 
山田創平(やまだそうへい)
群馬県生まれ。社会学者、京都精華大学人文学部准教授。
名古屋大学大学院修了。文学博士。専門は地域と差別、地域におけるHIV感染対策、地域と芸術。厚生労働省所管の研究機関や民間のシンクタンクなどを経て現職。近年は国内外のさまざまなアートプロジェクトでリサーチやコンセプトデザインに関わっている。HAPS実行委員、ブレーカープロジェクト実行委員。
 
遠藤水城(えんどうみずき)
1975年札幌生まれ。キュレーター。
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)エグゼクティブ・ディレクター。
 
河本順子(かわもとじゅんこ) HAPS PRESS 編集長。
 

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