開催情報
【作家】タムラサトル
【会期】2025年1月18日(土)~4月24日(木)
【時間】10:00~20:00
【料金】無料
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44740-1116431223.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店 5F アートショーケース
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内)
概要
タムラサトルは、1995年に筑波大学芸術専門学群総合造形領域卒業後、栃木を拠点に「電気」で動く立体作品を制作しています。それらの作品は、意味性・目的性を排除することをテーマにしながら、モチーフとなった対象や言葉の意味とは切り離された状態でただただ機械的に動き続けます。その連続性とユーモラスな情景は、鑑賞者に「これは一体何なのだろうか」という疑問を常に抱かせてきました。近年では、国立新美術館で行った12メートルの巨大ワニ1体と様々なサイズのワニ約1,000体を電気の力で延々と回転させる大規模なインスタレーションが話題となりました。
本展では、2010年から取り組んでいる、記号や文字をかたどったチェーン・ベアリングなどで構成されたマシーンシリーズを展示します。これまで地名や数字、ハートマークなどをモチーフにしてきましたが、今回は「YES」や「NO」などをモチーフとした新作4点を展示します。なぜこの言葉が機械になったのか、そしてなぜ動いているのか、シュールなタムラサトルの作品世界をお楽しみください。
アーティストプロフィール
タムラサトル
1972年栃木県生まれ。95年筑波大学芸術専門学群総合造形卒業。「意味の破壊」をテーマに制作を行い、チェーンやスプロケットで構成された動き続ける数字や図形、回転するワニや後退するクマといった機械仕掛けの大小様々な作品、映像作品、白熱灯が明滅を繰り返すインスタレーションなどを国内外で発表している。回転・接触・点滅・移動などを組み合わせて無目的に動き続ける作品は、機械としての有能性をなくし、すべてのものが「意味」や「機能」から解放され、ユーモアとウィットに富んだ芸術として鑑賞者の前に現れる。 これまでの個展に、「Domain of Art 32 タムラサトル Hi, Kumi. Hi, Mike.」(プラザノース ノースギャラリー、埼玉、2024)、「ワニがまわる タムラサトル」(国立新美術館、東京、2022)、「ワニがまわる理由は、聞かないでほしい」(MAKI Gallery / 表参道、東京、2022)、「0 to 9」(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪、2017)、「バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン」(nap gallery、東京、2017)、「タムラサトル《真夏の遊園地》」(栃木県立美術館、2014)など。主な受賞歴に、「INTERNATIONAL LIGHT ART AWARD 2017」大賞、「LUMINE meets ART AWARD 2015」準グランプリ、「第12回岡本太郎現代芸術賞展」特別賞(2009)などがある。