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【協力展覧会】Kyoto Art for Tomorrow 2025 ー京都府新鋭選抜展ー

スタジオ使用アーティストのHABURIが出展します。

■概要

会期|2024年12月21日(土)~2025年1月13日(月・祝)
休館日|月曜日(1月13日は開館)、12月28日(土)~1月3日(金)
時間|10:00~18:00(金曜日は19:30まで)※入場はそれぞれ閉室の30分前まで
会場|京都文化博物館 5階展示室
入場料|一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金
主催|京都府、京都文化博物館

出品作家(五十音順)|赤坂侑花、秋山愛夏、東慎也、石場文子、岩﨑萌森、上田なごみ、上田愛、榎本貫之介、大澤一太、岡本里栄、河嶋菜々、来田広大、小西景子、小宮太郎、坂本大地、清水佑季、詹凱婷、高橋果歩、武雄文子、立花光、土屋咲瑛、中嶋純花、丹生あさ、野津果音、野原万里絵、則松夏凛、HABURI、蛭田美保子、藤野裕美子、堀花圭、前田あかね、松本ことみ、的野哲子、森川彩夏、八木佑介、山口遼太郎、山里奈津実、山田真実、山部杏奈、王木易

本展は、京都を中心に活動する新進の若手作家を紹介し、次世代を担う作家として京都から世界へ発信していくことを目的に開催します。美術系大学、画廊、美術館学芸員等からの推薦を受けた若手作家の中から、選考委員により選抜された作家40名の作品を展示いたします。京都ゆかりの新進作家たちとともに、前年度選抜展の最優秀賞受賞者を別館ホールにゲスト作家としてお招きし、特別展示を行います。今年は、高瀬栞菜氏の作品を展示します。高瀬氏は、人との関わり合いの中で生じる他者との微妙な関係性、それによる人間の感情の変化を動物や植物、モノに置き換えながら制作を続けている作家です。新しい芸術の創造に取り組む京都の作家たちの意欲的な実践にご期待ください。(主催者)

■プロフィール

HABURI(ハブリ)
1992年中華人民共和国内モンゴル自治区⽣まれ。中国の改⾰開放後期の「ひとりっ⼦政策」下で育ち、内モンゴルで美術の基礎教育を受けた。2016年に⽇本に移住して以降、留学⽣として東京に5年間滞在。2020年東京藝術⼤学美術研究科油画科修⼠課程修了。 2021年に京都へ移住したことで、⾃身の⽂化的アイデンティティを再認識し、現在は⼯芸や⼿仕事の実践を通じて、国家の概念や政治教育・歴史・イデオロギーや、少数⺠族の伝統が個⼈の感情や思考をどのように形成するのかを探っている。

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【協力展覧会】#W_INTER 2024 国際的非暴力展

HAPSが協力する展覧会のお知らせです。
スタジオ使用アーティストのHABURI・村上美樹が出展します。また会期中、HABURIによるイベントが実施されます。

■概要

イベント名|#W_INTER 2024 国際的非暴力展
会期|2024年12月15日(日)~12月20日(金)13:00〜18:00 会期中無休
会場|京都市立芸術大学 F棟、C棟6Fの交流スペースなど(〒600-8601 京都市下京区下之町57-1) 
運営|国際的非暴力展実行委員会 
協力|京都市立芸術大学/京都芸術センター/一般社団法人HAPS/極セカイ研究所/AIR大原

本展は、世界的パンデミックの影響が続く中で、ロシア・ウクライナ戦争や2023年のガザ危機のような、市民の生命と人権を脅かす社会的・制度的暴力に対し、芸術家たちが「非暴力」「反戦」の声を届ける展覧会です。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに2022年夏に始まり、今回で3回目の展示となります。会場を変えながら、その都度趣旨に賛同する作家たちを巻き込んできました。参加者には国内外の著名な作家から若手までが含まれており、これまでにのべ120名の作家が参加しています。作家同士が「非暴力」「反戦」というテーマのもと、社会状況への態度を共有し、立場や意見の違いによる分断を乗り越え、連帯を広げていくこと、そして芸術作品を通じてそれらへの抵抗を示すことが本展示の目的です。
今回は、80名以上のアーティストの作品が京都市立芸術大学に集います。ギャラリー空間ではなく、大学内を一時的に使用する仮設的な展示ですが、さながらデモのように、集まり、鑑賞し、この現実の厳しさやそれぞれが抱えているしんどさにやられすぎないようにする場所になるといいなと思っています。(主催者)

■参加作家

アニータ・バルトス/アルメン・エロヤン/シャーロット・デ・コック/エドワルド・サラビア/迎英里子/土方大/デイヴィッド・ヌジア/ヘルト・ロビンス/藤浩志/中島伽耶子/新津保建秀/中原浩大/曽根裕/リ・ウェイ/坂口聖英/三村昌道/村上美樹/西原珉/長谷川新/ヤマモトナツキ/ブラネン新那サイデ/ノア・ラティフ・ランプ/パイサルン”オスカー”アンピン/パヴェル・ビュフラー/垣内玲/ロビン・ヘレラ/今井しほか/斎藤操/白田佐輔/大東忍/吉田高尾/安村卓士/小倉拓也/シアスター・ゲイツ/岩瀬海/Untitled Band(Shun Owada and friends)/早坂葉/雨宮庸介/荒木悠/津村侑希/ワンタニー・シリパッタナーナンタクーン/中村潤/竹内愛佳/田代明向/藤田梨央/新谷響名/岡留優/ピョートル・ブヤク/鈴木理策/前田美咲/柏木春菜/山口正樹/金子未弥/藤澤信輔/楠井沙耶/ジョン・コガ/前川紘士/HABURI/山崎美弥子/古川弓子/テン・ミツ/斉惠元/Chen qi/山本理恵子/イシダ サキ/小島千尋/むらたちひろ/大塚朝子/松下みどり/イネス・ジュリアン/小山陽菜/後藤那月/吉村衿菜/井村一登/安藤陽夏里/山岸耕輔/能勢伊勢雄/エミール・デ・ナイス・ビック/ハンネローレ・ヴァンデポエル/カタリーナ・ヘル/ディルク・ヴァンダー・イェッケン/シルヴィア・サヴェルクール/勝見美吹/ヤエル・テンミンク/タオ・ルオ・シー/Plastulo(86名 and more…)

関連イベント等の詳細はinstagramで随時更新します:https://www.instagram.com/w_inter_2024?igsh=NWFvcjk2bzVydGdj&utm_source=qr

■関連イベント

長谷川新・西原珉『キュレータートーク』
実施日|適宜

参加作家『作家リレートーク』
実施日|適宜

パフォーマンス:勝見美吹『practice of love body』
実施日|2024年12月15日(日)、16日(月)、17日(火)、20日(金)
時間|14:00~/16:00~
場所|展示会場
自作のfat suitを着てパフォーマンスをします。パフォーマンス内容は毎回少しづつ変わっていきます。

パフォーマンス:小島千尋『箱になる』
実施日|2024年12月15日(日)、16日(月)、20日(金)
時間|13:00〜15:00の間(不定期)
場所|展示会場
箱の中に人が閉じこもるパフォーマンス作品です。

パフォーマンス:新谷響名『漆鶏(オッタク)鍋を食べる』
実施日|2024年12月15日(日)、18日(水)、20日(金)
時間|15:00〜16:00
場所|食堂前(屋外)

前川絋士『集まった人たちと(非暴力について?)話をしてみる』
実施日|2024年12月16日(月)
時間|13:00〜
場所|展示会場
その場に集まった人たちと、今回の企画や主題である非暴力について話してみるための一つの機会を作りたいと思います。

パフォーマンス:HABURI『毛糸で鎖を繋ぐ』
実施日|2024年12月15日(日)〜12月20日(金)
時間|13:00〜18:00(19日のみ17:00まで)
場所|展示会場
参加作家のHABURIが、会期中に作品《鎖·チェーン》を延長していく制作を行います。展示場所には編み物エリアが設置され、毛糸とかぎ針が準備されます。観客は自由に制作の様子を見たり、作家と交流したり、編みの延長作業に参加することもできます。

■プロフィール

HABURI(ハブリ)
1992年中華人民共和国内モンゴル自治区⽣まれ。中国の改⾰開放後期の「ひとりっ⼦政策」下で育ち、内モンゴルで美術の基礎教育を受けた。2016年に⽇本に移住して以降、留学⽣として東京に5年間滞在。2020年東京藝術⼤学美術研究科油画科修⼠課程修了。 2021年に京都へ移住したことで、⾃身の⽂化的アイデンティティを再認識し、現在は⼯芸や⼿仕事の実践を通じて、国家の概念や政治教育・歴史・イデオロギーや、少数⺠族の伝統が個⼈の感情や思考をどのように形成するのかを探っている。

村上美樹(むらかみ みき)
1994年秋田生まれ、京都拠点。京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻専攻修了。自分自身や他者の個人的な経験や記憶に焦点を当て、それらの忘却や物の廃棄に対する抵抗と愛着を重要な要素としながら展示空間に構成することで、鑑賞者と相互作用が起こり、体験が拡張される「記憶の場」となるような作品の制作、発表を行う。
https://murakamimiki.com/

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【スタジオ使用アーティスト出演のお知らせ】ホリデー・パフォーマンス Vol.16 おおしまたくろう

HAPSスタジオ使用アーティストのおおしまたくろうが出演するイベントのお知らせです。

■概要

イベント名|ホリデー・パフォーマンス Vol.16 おおしまたくろう
日時|2024年12月15日(日)11:00~ ※荒天時は1月19日(日)に順延。開演時間未定
会場|ロームシアター京都 ピロティ(京都市左京区岡崎最勝寺町13 )
料金|無料、申込不要
主催|ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
協力|一般社団法人HAPS

https://rohmtheatrekyoto.jp/event/120464

おおしまたくろうと申します。 
身近な道具に電子回路を取り付けて手作りの音の鳴る楽器・装置を発明しています。 

今回のホリデー・パフォーマンスでは、風と太陽光によって発音する装置を使ったパフォーマンスを計画しています。 
表現活動を始めたころ、およそ 9 年前に太陽光を用いて発電する音響装置を制作したことがあり、今回はそれらを改造した装置を使います。 

9 年 … 。活動を始めてから、そんなに時間が経ったのかと気づかされます。 
時間の経過と言えば、 CD (コンパクトディスク)の耐用年数は 40 年と言われています。 
最初に CD が発売されたのが 80 年代なので、最初期の CD は劣化して、気づけば再生できなくなっているようです。 
CD の命は日本人の平均的な寿命より短く、最後を看取ることもできないのです。 
CD の死は Compact な Die… ? 
生物にもいろんな寿命があるように、 CD のようなメディアにも多様な Life Cycle があるのかもしれません。 

表現活動を続けていて、自分が土を耕すミミズやワラジムシみたいだと感じるときがあります。 
興味を持たれないものや忘れられたものが堆積した地層を耕して、命が育まれる土壌に還す。そんな生物のイメージです。 
耐用年数という現実的な課題に直面する CD の地層を耕すことは、 2020 年代に取り組むべき面白いテーマだと思います。 
今回のパフォーマンスには CD を素材にした装置も用意したいです。 

まとめると、今回のホリデー・パフォーマンスでは風と太陽光によって発音する装置を使ったパフォーマンスを行います。 
それは僕にとっては、忘れていた過去の時間や死にゆく(リビングデッドな)メディアを耕す行為になります。 
風や太陽(もしかして雨も … )を受けて、耕された地平には何が芽吹くのでしょうか? 

長くなってしまいましたが、難しく考えず、風や太陽を感じる気楽なイベントにしたいと思います。 
もし、ご興味を持っていただけたのなら是非とも遊びに来てください! 
野外でのイベントになりますので、防寒などの服装にはご注意ください。 
会場でお会いできるのを楽しみにしています。

■アーティストプロフィール

おおしまたくろう
サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」、映像におけるマイキングを演奏行為と捉えてマイク奏者の動きを作曲する「擬似耳人(ぎじじじん)」など。

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【スタジオ使用アーティスト出展のお知らせ】八幡亜樹「多声性のトーチ Polyphonic Torches」

HAPSスタジオ使用アーティストの八幡亜樹が参加する展示のお知らせです。

■概要

イベント名|多声性のトーチ Polyphonic Torches
会期|2024年10月26日(土)〜2025年5月11日(日) 11:00 – 20:00 会期中無休
会場|BnA Alter Museum(京都市下京区天満町267-1 )
料金|一般1000円/大学生・大学院生700円/高校生以下無料(音声ガイド付き)
参加作家|青木きらら(谷澤紗和子+藤野可織)、香川裕樹、正垣雅子、東畠孝子、八幡亜樹
企画|筒井一隆
主催|BnA Alter Museum
協力|一般社団法人HAPS

https://bnaaltermuseum.com/exhibition/polyphonictorches

この度、BnA Alter Museumでは、階段型ギャラリーSCGにて、青木きらら(谷澤紗和子+藤野可織)、香川裕樹、正垣雅子、東畠孝子、八幡亜樹の5組のアーティストが参加する展覧会『多声性のトーチ』を開催いたします。

多声性とは、複数の独立した声部が同時に響き合うことをいう音楽用語であると同時に、自律した声とそれらが織りなす一に還元不可能な対話の様態を言います。
またここでは、コトバであり声としての「多声性のトーチ」(たせいせいのとーち)を発音・発話することによって意味を得る・変容していく多義的な広がり、無数のズレ、決定不可能性とを意味しています。
ゆえに「多声性のトーチ」とは多声性が指し示す、照らし出す場、多声性による統治(民主主義を含む統治形態)、そして他へと生成されるトーチそのもの、あるいは喪へと移ろいゆく容態をも指し示しているのです。
また、この様態が持つディアスポラ的特性へのトーチそして統治、これは今日におけるトーチなき絶望的な情勢、不可能とも思える統治に対する実践と制作(発話と対話)でもあるのです。

さて、あらためまして本展『多声性のトーチ』では、国内外の文化的ネットワーク上で宗教美術・文化財伝世としての模写・手技が持つ感覚を追体験する正垣雅子、大量生産品によるモニュメンタルな対称的全体の中に隠匿された非対称的部分を体系的に可視化する香川裕樹、切り紙や言葉によって現在という歴史の中で抑圧する/される主体たちの匿名的な現れと対話をする青木きらら、視線とその先にある媒介物としてのモノを通して今ココの時間と記憶に転換を促す東畠孝子、地理的・社会的・心身的な辺境を通じて外部化された生存権を自己へと回帰させ拡張を試みる八幡亜樹、以上5組のアーティストによるインスタレーション作品が展開されます。

加えて、本展ではそれぞれのアーティストが自作について語る音声ガイドも付属します。この音声ガイドには、本展オリジナルサウンドトラックとして音楽プロデューサーで映像作家のseaketaによる、エコーや残響を特徴とするダブアンビエントを再解釈し制作された楽曲を収録。外の喧騒と作家の語り、この楽曲たちが響き合い展覧会を多声的に演出します。
登りながら鑑賞するという特殊な空間体験を伴う階段型ギャラリーにて、垂直に伸びる対話の積層とそれらが照らし出す場をご高覧いただきましたら幸いです。(主催者)

◼️アーティストプロフィール

八幡亜樹(やはた あき)
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。同専攻博士後期課程中退後、滋賀医科大学医学部医学科卒業。
フィールド調査や取材に基づく、領域横断的な美術作品の制作を行なう。主なメディアは映像+インスタレーション。
「(地理的/社会的/心身的な)辺境」の概念を追求し、その一環として近年は「手食」や「ロードムービー」に焦点を当てる。ロードムービーをVJの手法で即興する試みなど、映像の多岐にわたる展開も探求する。2022年より世界の手食文化をオンラインアーカイブするウェブサイト「手食」webを立ち上げ、主宰・編集。
芸術により、人間の生命力を伸張する方法を思索・探究している。

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【協力イベント】『P2P』刊行記念トークイベント 北田克治×大石侑香「極と食」

「赤おに」の南極ビーフシチュー

HAPSが協力するイベントのお知らせです。

概要

イベント名|『P2P』刊行記念トークイベント 北田克治×大石侑香「極と食」
日時|2024年8月11日(日)16:30〜19:00(入場は16:00から。途中休憩あり)
会場|MEDIA SHOP | gallery1(京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル 1F)
定員|35名 (予約優先。当日空席があれば入場可)
予約|ウェブフォームに必要事項をご記入ください:https://forms.gle/h99VMs74uSXrpGJC9
料金|2000円(当日会場にてお支払いください)
司会|黒嵜想(極セカイ研究所所長)
ゲスト|北田克治/大石侑香
主催|極セカイ研究所
協力|一般社団法人HAPS

北極・南極の「食」を通じて、極地での営みを考えるトークイベント。元南極料理人と気鋭の文化人類学者が対談します!

極セカイ研究所(キョクセカイケンキュウジョ/略称:極セ研)は、主に南極を中心とした「極域」について、人文の視点からの総合的な批評活動を行うことを目的とし、批評家の黒嵜想とアートマネージャーの沢田朔が2023年8月に設立した私設組織です。極セ研では、2024年3月にこれまでの活動の成果をまとめた冊子『P2P』第0号を刊行しました。

この度、『P2P』第0号にご寄稿いただいた、元南極料理人の北田克治氏と文化人類学者の大石侑香氏をお迎えし、刊行記念のトークイベント「極と食」を開催いたします。

南極に挑む越冬隊員たちの胃袋を満たす仕事を通じて、極限下での共同生活を行う人々を見つめ続けた北田氏と、シベリアの民と彼らとともにあるトナカイの観察を通じて、人間と動物が過酷な環境の中で共生する様を観察してきた大石氏からお話をうかがい、「食」を通じて両極で生きる人間のあり方を掘り下げます。

http://sekai-ken.org/kyoku_to_shoku/

プロフィール

北田克治 KITADA Katsuji
大阪住吉区出身。株式会社北田代表取締役。「京料理 美濃吉」、「旅館 吉川」での修行を経て、現在国際日本文化研究センター内レストラン「赤おに」店長兼料理長。1997年7月〜99年3月の第38次、2003年7月〜05年3月の第45次日本南極地域観測隊調理担当越冬隊として国立極地研究所へ出向した。

大石侑香 OISHI Yuka
1982年生。神戸大学大学院国際文化学研究科准教授。博士(社会人類学)。シベリア先住民を対象にトナカイ牧畜や漁撈(ぎょろう)、狩猟採集といった生業活動、毛皮のサプライチェーン、北極環境変化と社会について研究している。主著は『シベリア森林の民族誌:漁撈牧畜複合論』(昭和堂、2023年)。

黒嵜想 KUROSAKI Sou
1988年生。批評家。極セカイ研究所所長。批評誌『アーギュメンツ』(2015~2018年)での連載・編集をきっかけとして活動開始。音声と南極を中心的な関心とし、本誌『P2P』編集ならびに「極論」のほか、仏教音楽「声明」に関する連載「声をかく」(ウェブメディア「ちえうみ」)などがある。

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【スタジオ使用アーティスト出演のお知らせ】mizutama おおしまたくろう 吉濱翔

HAPSスタジオ使用アーティストのおおしまたくろうが出演します。

◼️概要

イベント名|mizutama おおしまたくろう 吉濱翔
日時|2024年8月8日(木) 19:30~
場所|下鴨yúgue(〒606-0804 京都府京都市左京区下鴨松原町4-5)
入場料|自由料金制+ドリンクオーダー
出演|mizutama、おおしまたくろう、吉濱翔

美術作家/サウンド・アーティストの吉濱翔のライブツアーの一環として京都・下鴨yúgueにてライブイベントを開催します。大阪市此花区にあるアートギャラリーFIGYAを主宰するmizutamaも出演します。

https://oshimatakuronews.tumblr.com/post/757396495363391489/mizutama-おおしまたくろう-吉濱翔

◼️アーティストプロフィール

おおしまたくろう
サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。
音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する「擬似耳人(ぎじじじん)」など。

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【協力展覧会】滞留

木村亜津・冨田秀一郎・前川紘士「滞留」展チラシ画像

HAPSが協力するイベントのお知らせです。

■概要

イベント名|滞留
会期|2024年8月24日(土)〜9月15日(日)
開廊時間|13:00~19:00
休廊日|水・木曜日
会場|Gallery PARC(〒602-8242 京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング 2階)
出展者|木村亜津、冨田秀一郎、前川紘士
主催|滞留展プロジェクトチーム
協力|Gallery PARC、ファンダメンタルズ プログラム
広報協力|一般社団法人HAPS
デザイン|藤本敏行 
助成|京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業

 「滞留」は、美術作家の木村亜津と前川紘士、生物学者の冨田秀一郎による自主企画展です。
 本企画のメンバーは、2021年からの3年間、科学者と美術作家の交流を促すプログラム「ファンダメンタルズ プログラム」に参加した際に出会い、木村と冨田、前川と冨田のそれぞれがペアを組み、個別に交流を重ねてきました。交流のペースや内容はそれぞれのペアで異なりますが、手探りのやり取りの中から少しずつ他者と共有できる/してみたいと思う断片が生まれて来ています。
 展覧会タイトルの「滞留」とは、本企画を表す言葉として3者が共通して適っていると捉えた言葉です。英語に訳した“STAGNATE”には、”停滞”や”淀み”といったネガティブな印象を与える意味もありますが、元の流れから一旦距離を取り、アイディアやイメージを漂わせることは、新たな想像や実践を育む機会にも繋がります。
 本展では、それぞれの交流から生まれたものを来場者と共有すると共に、通常のスピードでは流れ過ぎて行ってしまうものを一時的に留め、留まったもの同士の邂逅や新たな相互作用が生まれる事を期待しています。(主催者)

https://www.galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2024/2024_0824_stagnate.html

■関連イベント

関連イベント1:滞留トーク①
日時:2024年8月24日(土) 15:00~16:00
展示会場にて、木村、前川、冨田の3人が、企画や展示物について話します。

関連イベント2:滞留トーク②
日時:9月15日(日) 15:00~16:00
出展者の3人が、展覧会や交流の経緯について振り返ります。

関連イベント3:虫の生活
日時:2024年8月25日(日) 15:00~16:00
冨田と木村が、虫の糞をお湯で抽出して味わうワークショップを行います。虫の糞にどんな味や、どんな色素が隠れているか、一緒に体験しましょう。
定員:6名(要申し込み/先着順)

■出展者プロフィール

木村亜津 Azu Kimura
1986年東京生まれ美術作家。ドローイング、立体、インスタレーションを中心に行う。
武蔵野美術大学卒業後、植栽関連の仕事に従事していたが、働くうちに植物、生物そのものが気になるようになり、退職して作家活動を始める。興味は、植物、地層、昆虫など多岐に渡り、フィールドワークを通じた体験から発想を得て作品を発表している。

冨田秀一郎 Shuichiro Tomita
生物学者。1965年恋のチムニーの街こと北九州市で生まれました。超生意気な小学生は当時はまだ珍しかった中学受験をして中高一貫の進学校に入り、寮生活を通じてなんでも食べられる強靭な味覚を身に付けました。農家になりたい、などと言いだして工場勤めの父を困らせたのち、大学では農学部に進学しました。教員の先生方が皆優しそうという理由でカイコの研究室に入り、その後ずっとカイコと研究をしてきました。

前川紘士 Koji Maekawa
1980年大阪生まれ。その都度の関心や状況を確かめながら、美術や表現のあり方や可能性を探る。近年は、科学者との長期交流や、触ることを前提とした作品制作とその運用、生活と重なる美術や表現のあり方の思索など、それぞれの実践を行き来しながら活動を続ける。主な展示·企画に、「前川紘士個展 多様体のドローイング カブリ数物連携宇宙研究機構アーティスト·イン·レジデンス報告展」大阪大学、大阪(2023)、「ユニバーサルミュージアム さわる!”触”の大博覧会」国立民族学博物館、大阪(2021)、など。

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【協力イベント】旅するOUTBACK@関西 演劇公演「愛と変容についてのラップバトルver.関西」/レクチャートーク「トラウマケアやひきこもりからの回復」

旅するOUTBACK@関西 演劇公演「愛と変容についてのラップバトルver.関西」/レクチャートーク「トラウマケアやひきこもりからの回復」チラシ

Social Work / Art Conference(SW/AC)が協力するイベントのお知らせです。

OUTBACKは、横浜を拠点に精神障害・精神疾患当事者の人たちと自分たちの経験をもとに演劇をつくる活動をしています。
2023年、松山からスタートした「旅するOUTBACK」ですが、今年は、京都、神戸で演劇公演を行います。
今回上演する劇は、昨年松山のシアターねことあかいくつ劇場で上演し、好評を博した「愛と変容についてのラップバトル」の関西verとして、新しくつくりかえ、パワーアップした作品です。
心の病を経て、ぶつかってきたこと、向き合ってきたことをラップとシーンで構成したラップ演劇、どうぞお楽しみください。
また、演劇上演後、レクチャートーク「トラウマやひきこもりからの回復」を行います。トラウマやひきこり経験があるスクール生たちもトークに参加する予定です。

■概要

<京都公演>
日時|2024年8月22日(木)15:30~開演(15時開場)
会場|京都市地域・多文化交流ネットワークサロン 希望の家ホール
ゲスト|田邉友也さん(訪問看護ステーションいしずえ代表理事)

<神戸公演>
日時|2024年8月25日(日)13:30~開演(13時開場)
会場|Art Theater dB KOBE
ゲスト|山根俊恵さん(山口大学医学部教授)

詳細・予約|https://outback-jp.com/旅するoutback@関西、チケット予約開始!/

主催|文化庁、OUTBACKプロジェクト
協力|NPO法人DANCE BOX、一般社団法人HAPS(Social Work / Art Conference(SW/AC)
制作|OUTBACKプロジェクト

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【スタジオ使用アーティスト出展のお知らせ】“混展”クセがあるアワード:混 ファイナリストによるグループ展

混展フライヤー画像

HAPSスタジオ使用アーティストのおおしまたくろうが出展します。

◼️概要

イベント名|“混展” クセがあるアワード:混 ファイナリストによるグループ展
会期|2024年8月6日(火) 〜 9月5日(木) ※ただし8/12(月)〜8/16(金)は休館
時間|9:30~17:00
会場|クセがあるスタジオ(京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字鏡田30番地1 アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都内)
料金|無料
主催|マクセル株式会社
協力|株式会社FM802、株式会社ロフトワーク

「クセがあるアワード:混」の一次審査を通過した8名のファイナリストによるグループ展を開催します。
このアワードでは、「( )と( )をまぜてみた」をテーマに、アートとテクノロジーが介在している作品を形式・ジャンル問わずに募集し、約2ヶ月の応募期間で多様な表現の作品が150点以上集まりました。
クスッと笑える作品、新たなコミュニケーションを生む作品、一風変わった身体感覚を覚える作品、なぜか見続けられる不思議な作品、時代を象徴するメディアを用いた作品、自己表現に留まらない社会的な作品など、これからの未来の”日常”をつくっていくような、ユニークで先端的な表現を体験しにきてください。

https://awrd.com/award/kuse-ga-aru-award-1/tab/exhibition

◼️アーティストプロフィール

おおしまたくろう
サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。
音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する「擬似耳人(ぎじじじん)」など。

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【スタジオ使用アーティスト出展のお知らせ】PLAY A DAY インスタント・ストア 『書を刷って サウンドやろうぜ プスプスで』

HAPSスタジオ使用アーティストのおおしまたくろうが出展します。

◼️概要

イベント名|PLAY A DAY インスタント・ストア 『書を刷って サウンドやろうぜ プスプスで』
会期|2024年6月1日(土)〜6月30日(日) 月・土・日(第1・3)オープン
時間|10:00〜17:00
会場|プスプスby ZING(静岡県浜松市中央区成子町56 ハトビル101号室)

2024年6月1日から6月30日まで、PLAY A DAYのインスタント・ストア『書を刷って サウンドやろうぜ プスプスで』が開催されます。会場は静岡県浜松市のパブリッシングスタジオ「プスプス byZING」で行われます。今回は、卒業生でサウンドマンのおおしまたくろうさんのポップアップストアとして、小冊子ZINEの販売、パフォーマンスイベントなども予定されています。期間中の情報について、詳しくは「プスプス by ZING」のWebサイトをご確認ください。また期間中はグッズ購入者限定で、プスプスとのコラボ漫画が配布されます。ぜひ入手してください。(主催者)
https://puspusbyzing.blogspot.com/2024/06/play-day.html

◼️関連イベント

『Performance A DAY』

日時|2024年6月23日(日)14:00〜17:00
出演|おおしまたくろう、オコトロン
料金|無料(ぜひ投げ銭をよろしくお願いします)
会場|プスプス by ZING

https://puspusbyzing.blogspot.com/2024/06/play-day_9.html

◼️アーティストプロフィール

おおしまたくろう
サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。
音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する「擬似耳人(ぎじじじん)」など。

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【スタジオ使用アーティスト出展のお知らせ】エマージェンシーズ! 046 おおしまたくろう「耳奏耳シリーズ」

HAPSスタジオ使用アーティストのおおしまたくろうが出展します。

◼️概要

展覧会名|エマージェンシーズ! 046 おおしまたくろう「耳奏耳(みみそうじ)シリーズ」
会期|2024年6月22日(土)~8月25日(日)
時間|11:00-18:00
会場|NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階)
休館日|月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、保守点検日(8/4[日])
入場料|一般 500円(400円)大学生 400円(300円)高校生以下と65歳以上の方は無料/ICC年間パスポート:1,500円 入場は事前予約をされた方を優先させていただきます

「耳奏耳(みみそうじ)シリーズ」は、作家自身の耳をかたどった耳型マイク装置「擬似耳(ぎじじ)」を用いたマイキング(音源とマイクの距離の設定やマイクの扱い方など)による実験的な音楽作品シリーズです。
「擬似耳」を耳かきで演奏する《帰省されるイヤー》、二人がそれぞれ左右の「擬似耳」帽子をかぶり移動することで演奏する《擬似耳人(ぎじじじん)》、一回だけ再生できる音を録音できる缶と、作家が録りためた音源が詰められた缶で構成される《レコードRAM缶・レコードROM缶》、これらの作品制作と作品パフォーマンスによって、作家自身のノイズを含めた音に対する主観的なマイキングと音楽表現を通じて、普段何気なく聞いている客観的な音のとらえなおしが試みられています。(主催者)
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2024/emergencies-046-oshima-takuro/

◼️アーティストプロフィール

おおしまたくろう
サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。
音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」、耳型マイクを身につけた2人の奏者の動きを作曲する「擬似耳人(ぎじじじん)」など。

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【スタジオ使用アーティスト出展のお知らせ】「蠢」

HAPSスタジオ使用アーティストの八幡亜樹が出展します。

■概要

展覧会名|
会期|2024年6月17日(月)〜6月27日(木)※平日のみオープン
時間|11:00-19:00(27日は21:00まで、21日はDJイベントのため18:30まで)
会場|CSLAB(東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学内)
参加作家|飯島暉子、上竹真菜美、林修平、宮崎竜成、八幡亜樹、大和楓

企画|上竹真菜美
キュレーション|上竹真菜美、林修平
企画補助|宮崎竜成
デザイン|星加陸
助成|公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 [スタートアップ助成]

■関連イベント

DJイベント
6月21日(金) 18:30〜 ※21:00まで開館
DJ|kasane vavzed

◼️アーティストプロフィール

八幡亜樹(やはた あき)
フィールド調査や取材に基づく、領域横断的な美術作品の制作を行なう現代美術家。主なメディアは映像+インスタレーション。
「(地理的/社会的/心身的な)辺境」の概念を追求し、その一環として、近年では「手食」や「ロードムービー」に焦点を当てる。
2022年より世界の手食文化をオンラインアーカイブするウェブサイト「手食」webを立ち上げ、主宰・編集。
芸術により、人間の生命力を伸張する方法を思索・探究している。

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