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To the Sea, with Her Names ラルナカ・ビエンナーレ2023 成果報告展

開催情報

【作家】
太田恵以 | Kei Ota (JP / USA)
林國威 | Kuo-Wei Lin (TW / DE)
クリスティン・チャン | Christine Cheung (CA / DE)
石井潤一郎 | Jun’ichiro ISHII (JP / FR)
梶原瑞生 | Mizuki Kajihara (JP)
おーなりりゅうじ | Ryuji Onari (JP)
黄韶安 | Shaoan Huang (TW)

【期間】2024年6月7日(金)~7月14日(日)
【開館時間】13:00 – 19:00
【休館日等】月〜木曜

https://kikagallery.com/2404.html

会場

会場名:KIKA gallery
webサイト:https://kikagallery.com/index.html
アクセス:〒603-8111 京都府京都市北区小山東元町20-2
電話番号: 075-432-7254

概要

このたび、キカ・ギャラリーでは、キプロス共和国で開催された『ラルナカ・ビエンナーレ2023』の報告展を開催いたします。本展は京都での発表ののち、東京のHIGURE17-15.casへと巡回いたします。 6名の作家で構成された本グループ展は、歴史的リサーチや伝統工芸の実践を土台としながらも、複雑に絡み合う土地と人々の記憶といったテーマへと繋がってゆきます。

『To the Sea, with Her Names』展のアイデアは、石井潤一郎が2021年に第2回ラルナカ・ビエンナーレに参加したことに端を発します。石井は日本に帰国後、今回の参加アーティストの一人である太田恵以と、詩人の故エドゥアール・グリッサンの作品に共鳴し、再びキプロスを訪れることになりました。石井がわたしをこの展覧会に招待したとき、 世界の大半はコロナウィルスのパンデミックへの対応に追われていた。台湾にいるわたしは当然、この離島に隠れたつながりが存在するのかどうかを考えさせられた。さらに現在進行中の世界的なパンデミック、紛争、災害が、 わたしたちすべての相互のつながりに、どのような永続的な洞察を残すのだろうかと考えた。 

Text : 黄 韶安(コウ・ショウアン)

本展は「ラルナカ・ビエンナーレ2023」別会場である美術館(Kallinikeio Municipal Museum of Athienou)で開催されました。工芸、地図、絵画、言語、歌など、豊かな文化背景の中でアーティストが得た経験を、この機会にぜひ体感してください。

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