HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

■概要
イベント名|Enjoy Exhibition Club #9 星野咲絵子「アライヴ」
日時|2025年6月20日(金)~7月13日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1)
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|星野咲絵子
主催|一般社団法人HAPS
一般社団法人HAPSは、2025年6月20日より、星野咲絵子による個展「アライヴ」をHAPS HOUSEにて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第9回となります。
星野の表現はイラストレーション・写真・文章を自由に越境しています。星野の目に留まり、手を経由した言葉やものが、展示やZINEといった形をとり、鑑賞者の前に提示されます。
「絵をかくことは世界を大切にする私のやり方」と語る星野にとって、それらは作家自身を取り巻く世界を再獲得しつつ、解釈を通じて経験を共有する営みでもあります。ぜひご高覧ください。
ステイトメント|
小さいころ、気になったものを広告の裏紙に落書きするような感覚で、大きくなった今日もお絵かきを続けています。いきものについて描いていると、自分のいのちのことも一緒に感じられる。”しんでない、まだ生きてる” ってことを、お腹へったとか、逆むけ痛いとか、あら~なんかいい風吹いて気持ちい~というようなテンションで、ぼんやりとたくさん感じられる空間を作りたいです。
(星野咲絵子)
■プロフィール

星野咲絵子(ほしの さえこ)
1992年京都生まれ。中学、高校は愛媛県八幡浜市で暮らす。京都嵯峨美術大学短期大学部専攻科デザイン分野イラストレーション領域卒業。日常に埋もれていく、気がついていたいことをイラストレーション、写真、文章を使って、自由に表現しています。ZINE(オリジナルの小冊子)の制作に力を入れて定期的に発表しています。
活動歴|
3人展「Knock 三つのドア」(ギャラリーTake Two、京都、2016年)
3人展「Knock SECOND DOOR」(ギャラリーTake Two、京都、2017年)
個展「こてん」(Bird Hostel 1F、京都、2018年)
個展「星の公園」(Kumagusku、京都、2023年)
グループ展「How are you photography?」(ギャラリーマロニエ、京都、2019、2020、2022、2024年)
など。


■Enjoy Exhibition Clubについて
Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。
これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」
#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
#6 小椿 ーこはるー ×園田雪乃 二人展「風と日々とバルコニー」
#7 黒崎茜・高柳有香「星になれなかった絵の具たちのために」
#8 清水紗希 「わたしのいえ my place」
■HAPS HOUSEについて

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。