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Enjoy Exhibition Club #7 黒崎茜・高柳有香「星になれなかった絵の具たちのために」開催のお知らせ

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

■概要

イベント名|Enjoy Exhibition Club #7 黒崎茜・高柳有香「星になれなかった絵の具たちのために」
会期2025年1月17日(金)~2月9日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者| 黒崎茜、高柳有香
主催|一般社団法人HAPS

10年前に画家を目指した少女であった私たちは、夢と現実の間に揉まれながらも歳を重ね、働き続け、三十路を迎えた今でも自室をアトリエにしながら自分のために絵を描き続けています。たくさんの作品をつくり、消費していたあのころの汗と涙は、私たちの糧となり、新たな日々を生きるエネルギーとなりました。夢を追いきれなかった全ての人が、自分の微光を抱きながら明日も生きていけることを私たちは祈っております。 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。(黒崎茜/高柳有香)

■プロフィール

黒崎茜(くろさき あかね)
1994年千葉県出身。2022年京都芸術大学油画コース卒業。現在は京都の画家の工房で働き、赤い点々を描写している。生活の中の廃材や、道端の雑草などから着想を得て、日々の営みから生まれる作品を絵画として制作している。2020年からコロナ禍に結成された「東九条耕す計画ただいも」メンバー。京都市南区東九条の使われていない花壇などで、「誰でも植えても採っても良い」をモットーに畑を耕す活動をしている。東京藝術大学5浪。

《kage》 、2022、画用紙に顔料、148×100mm
《東九条耕す計画ただいも》、 2020〜現在、サイズ可変

高柳有香(たかやなぎ ゆか)
1994年千葉県出身。東京藝術大学に4浪後、京都芸術大学油画コースに進学。2021年に京都芸術大学油画コース卒業。現在は埼玉のガラス工場で働き、吹きガラスをしている。 学生時代から痕跡、所在をテーマにしている。昔遊んでいたぬいぐるみ、商店街の廃れたネオン、崩れたバルーンアートなど、人々が日常で徐々にわすれていったものをモチーフにして油彩で絵画を制作している。

《revival_1》、2022、パネルに油、380×410mm
《またたき》、2023、パネルにアクリルと油彩、273×273mm

■Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」
#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
#6 小椿 ーこはるー ×園田雪乃 二人展「風と日々とバルコニー」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

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