HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。
■概要
イベント名|Enjoy Exhibition Club #6 小椿 ーこはるー×園田雪乃 二人展「風と日々とバルコニー」
日時|2024年12月6日(金)~12月29日(日)14:00~19:00 ※最終日のみ16:00まで 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1)
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|小椿 ーこはるー、園田雪乃
主催|一般社団法人HAPS
HAPSは、2024年12月6日より、小椿 ーこはるーと園田雪乃による二人展「風と日々とバルコニー」をHAPS HOUSEにて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第6回となります。
本展は、日々から拾いあげた情景を描きとめようとする二人の展覧会です。それは、ささやかな毎日のなかで、取りこぼしていることすら気付かないような微細なカケラに自分を向かわせて、触れるような行為です。形をあたえ、風にさらして眺めた時、新たな気持ちと景色が、作家、鑑賞者、そしてHAPS HOUSEに生まれることを願っています。ぜひご高覧ください。
■プロフィール
小椿ーこはるー
1999 年広島県出身。京都芸術大学油画コース卒業。グラフィックデザイナーとして勤務した後、2023年秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科入学。現在は「絶えず変化を続ける情景」をテーマに布やユポ紙を用い、環境によって変化する絵画を制作している。
園田雪乃(そのだ ゆきの)
1999 年静岡県出身。京都芸術大学油画コース卒業。1年間、山の上で暮らしながら畑と食、ものつくりを学ぶ。現在の拠点は、京都。毎日のおとしどころを、からだの前に立ち上げるような気持ちで制作している。
■Enjoy Exhibition Clubについて
Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。
これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」
#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
■HAPS HOUSEについて
2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。