HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

■概要
会期|2026年1月16日(金)~2月8日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
※最終日のみ14:00~17:00
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1)
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|MAO
主催|一般社団法人HAPS
HAPSは、2026年1月16日より、MAOによる展覧会「身軽」をHAPS HOUSEにて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第12回となります。
京都で目にする風景や浮世絵をシンプルな描線と色彩に置き換えたイラストレーションが、日常と創造を軽やかにつなぎます。どなたも、どうぞ身軽に会場へお越しください。
好きなことに没頭することは、自分を救うことでもあると思います。
私は一年前、一冊の本との出会いをきっかけに、絵を発表し始めました。誰かにとって新しい出会いが生まれるような、そんな空間をつくりたい。
気軽に芸術に触れられる場を、hapsの場をお借りしてお届けしたいと思っています。
(MAO)
■プロフィール

MAO(まお)
京都を拠点に活動するイラストレーター。日常の中の静かな美しさをテーマに、京都の風景画や浮世絵をモチーフにした作品を制作。クロッキーや風景画を描いている姿を撮影してSNSで発信し、京都の風景を生かした動画制作にも力を入れている。また絵を見ながらお酒を楽しめる「飲める個展」を企画・開催し、人と人とのつながりも楽しめるような表現を目指している。
個展「飲める個展」|babel aoi(京都)2024年
個展「飲める個展 vol.2」|立ち呑みブリッジ(京都)2025年
■Enjoy Exhibition Clubについて
Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。
これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」
#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
#6 小椿 ーこはるー ×園田雪乃 二人展「風と日々とバルコニー」
#7 黒崎茜・高柳有香「星になれなかった絵の具たちのために」
#8 清水紗希 「わたしのいえ my place」
#9 星野咲絵子「アライヴ」
#10 zkmk「Mineralize / Humanize(石みたいに / 人みたいに)」
#11 点命「点展」
■HAPS HOUSEについて

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。