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Enjoy Exhibition Club #11  点命「点展」開催のお知らせ

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

■概要

会期|2025年10月24日(金)~11月16日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン ※最終日のみ14:00~17:00
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|点命
主催|一般社団法人HAPS

HAPSは、2025年10月24日より“点命” による展覧会「点展」をHAPS HOUSEにて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第11回となります。

“点命” は、メディアクリエイターの相原美紀、平面美術家の岩木すず、テキスタイル作家の金輪栞、暗黒舞踏踊り手の武内美南の4名からなるアートユニットです。本展は”点命”初となるグループ展であり、各作家が映像、テキスタイル、立体デザイン、版画の作品を持ち寄ります。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

「点命」の映像と版画と縫いとデザインの展示
点命は2025年に立ち上げ、同年4月に演劇公演を行った作家4人から成るアートユニットです。今回は第二の企画として作品展示を行います。「孤立しがちなアーティストの点と点を繋げたい」という思いからこのユニット名になった団体として、作家と作家がバトンを繋いでいくこの展示企画に強いご縁を感じます。作家としてのわたしたち4人の点々ひとつひとつを新しく楽しんでいただけますように。
(点命)

■プロフィール

撮影:zkmk

点命(てんめい)
大阪、京都を拠点に活動する作家、表現者を集めた4人組アートユニット。
過去の劇団運営の経験から、集団でプロジェクトを進行する仕組みは劇団の形式を倣いながら、企画は演劇のみに留めず、個別で独立しているアーティストが所属する強みを活かして様々な表現手段を横断する。

団体名の “点命” はそれぞれが手放せない、ある種の【天命】としての表現という行為、別々の表現方法を追求するアーティストとアーティストの【点(命)を繋げる】といった意味が込められている。
メンバーはメディアクリエイター「相原美紀」、平面美術家「岩木すず」、テキスタイル作家「金輪栞」、暗黒舞踏踊り手「武内美南」である。

相原美紀(あいはら みき)
大阪府大阪市出身。2013年京都精華大学人文学部卒業。
本職で映像クリエイターをしながら、写真家として活動中。主に人物や草花を写す。

岩木すず (いわき すず)
1994年生まれ、京都市出身。京都精華大学版画専攻卒業。
コラグラフ、ペン画などの平面作品を制作する。同大学の演劇部になんとなく入団したことをきっかけに演劇に関わり始め、卒業後もしばらく制作スタッフとして活動。演劇、舞踏、旅芝居など様々な企画に携わる。現在は人物クロッキー会「センにおどる」を主宰し、滋賀・芸術準備室ハイセンにて毎月開催中。

コラグラフ作品

金輪栞(かなわ しおり)  
2000年生まれ、大阪府出身。2022年京都精華大学染織専攻卒業、2024年京都精華大学大学院染織領域修了。
主に布や糸を染め、縫いを技法として作品を制作。
学生時代にダンスサークルに所属したり演劇に関わり始め、小道具スタッフ、演者、振付、演劇空間での展示など、その後も何らかのご縁でじわじわと演劇に携わっている。

《影と共に生きる》、2023、綿布・綿糸・絹糸・顔料・土/オープンスクリーン、縫い

武内美南(たけうち みなみ)
京都精華大学建築学科在学中。踊り手(暗黒舞踏)。
幼少期から器械体操やフィギュアスケート、陸上競技を経験。
現在京都精華大学非公認サークル 暗黒舞踏研究会nosBの踊り手として踊っている。

《Safety Pin Helix》、2023、安全ピン・ライト

■Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」
#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
#6 小椿 ーこはるー ×園田雪乃 二人展「風と日々とバルコニー」
#7 黒崎茜・高柳有香「星になれなかった絵の具たちのために」
#8 清水紗希 「わたしのいえ my place」
#9 星野咲絵子「アライヴ」
#10 zkmk「Mineralize / Humanize(石みたいに / 人みたいに)」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

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