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Enjoy Exhibition Club #10 zkmk 写真展「Mineralize / Humanize(石みたいに / 人みたいに)」開催のお知らせ

HAPSが主催する展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」のお知らせです。

『Mineralize / Humanize』シリーズより(タイトルなし)、2023

■概要

会期|2025年9月5日(金)~9月28日(日)14:00~19:00 会期中の金・土・日曜日オープン
会場|HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1
※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
入場料|無料
出展者|zkmk
主催|一般社団法人HAPS

HAPSは、2025年9月5日より、zkmk(ぞくもく)による写真展「Mineralize / Humanize(石みたいに / 人みたいに)」をHAPS HOUSEにて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第10回となります。
zkmkは、イラストレーション、デザイン、写真、ZINEの出版など多彩な活動を行なっています。今回の出展作である『Mineralize / Humanize』シリーズでは、人間の身体と鉱物が重ね合わされています。物質としては対照的な両者のありようが、写真というメディウムの上では、互いを引き立てるような「かたち」をなしています。
Enjoy Exhibition Clubでは初となる写真展を、ぜひご高覧ください。

ステイトメント|
2023年から、人の身体と鉱物の写真をコラージュした制作を開始しました。
 空や海を見て真っ直ぐに美しさや安心を感じられるように、人のことも何にも捕らわれずに見ることができれば良いなと思っています。そんな、自分が目指す眼差しを表現してゆきたいと考えたとき、思いついたモチーフが鉱石でした。自身の名前の由来や読んできた本、経験からも、鉱物には縁のようなものを感じています。
 どんな石の形や表情にもそれ独自の美しさや趣を感じます。社会からもたらされる色々な枠組みが自然に融けて、その人自身の独自性に還ってゆくような作品にしたいと思って制作を続けています。
 作品では、小さい頃から通っていた街の石屋さんや旅先の蚤の市などで少しずつ集めた石の形と、制作に共感してくれた僕の近しい人々・友人たちの身体を重ね合わせています。
 人と石、有機物と無機物、柔らかさと硬さ、人の内側と外側、それらに内包された時間のスケールや組成の違いも楽しんでいただければ幸いです。(zkmk)

■プロフィール

zkmk(ぞくもく)
1990年京都生まれ。2015年、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)大学院修士課程修了。印刷物のデザイナーをしながら写真を撮ったりスナックで働く。2023年から『Mineralize / Humanize』シリーズの制作を始め、Neutral Density Photography Awards (ND AWARDS) 2023ファインアート部門 コンセプチュアル・カテゴリにて審査員賞を獲得。2024年、Fine Art Photography Awards (FAPA) 10th、アマチュア・ファインアート部門にて推薦を獲得。

■Enjoy Exhibition Clubについて

Enjoy Exhibition Clubは、HAPS HOUSEを会場とした新たな展覧会シリーズです。
展示を行ったアーティストが次回に展示するアーティスト(友人、知人、恩人など)を指名していくリレーのかたちで進行し、各アーティストには展示補助費が支給されます。現代美術が内包する権力勾配や閉鎖性を打破し、アーティストたちの水平的な共感の連鎖が、新しい、必然的な創造の基盤となることを期待しています。

これまでの展示:
#1 田村久留美・峰松沙矢 「お隣から50円引スクラッチ」
#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」
#3 このよのはる「京都九条らぶ♡りんす」
#4 伊藤真生・橘葉月「バケツを持っている時間」
#5 後藤那月「そして再び訪れて、また」
#6 小椿 ーこはるー ×園田雪乃 二人展「風と日々とバルコニー」
#7 黒崎茜・高柳有香「星になれなかった絵の具たちのために」
#8 清水紗希 「わたしのいえ my place」
#9 星野咲絵子「アライヴ」

■HAPS HOUSEについて

photo:松見拓也

2020年南区東九条にオープンしたHAPS第二の拠点です。主にアートと共生社会に関する相談窓口「Social Work / Art Conference(SW/AC)」の事務所として使用しています。2023年度にリニューアルを行い、HAPSがこれまで実施してきた地域とアートをつなぐ取り組みを生かしつつ、様々な人々が交流し、集う場所とするべく機能を拡充し、ギャラリー、イベントスペースなどの複合的な機能を備えた施設となりました。若手芸術家の展示支援、情報交換やネットワークの拠点、交流の場としての環境を整備し、多様な文化が息づく地域において、新たな表現が誕生する場として歩んでいきます。

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