東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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八木佑介 「非・景観保全地域」

開催情報

【期間】2024年3月21日(木) 〜4月7日(日)
【開館時間】13:00~18:00
【休館日等】 3月28日(木)~3月31日(日)
【料金】無料

http://www.combine-art.com/html/gallery/ga_schedule.php

会場

会場名:BAMI gallery
ウェブサイト:http://combine-art.com/html/gallery/ga_index.php
アクセス:〒600-8824 京都市下京区二人司町21番地
電話番号:075-754-8154

概要

建造物の高度や屋外広告物の規制など、京都市の詳細な景観保護条例は有名である。ただ京都市の中にも景観保全地域に含まれない箇所がある。京都に対するステレオタイプなイメージの外にある風景を描きたいと思った。 十条通以南、国道1号線と新堀川通の周囲の一部は京都市の景観保全地域に指定されていない。一部の寺社や集落を除いて近代以前の面影は無く、大部分が区画整理された工業地であり、ロードサイドには商業施設や企業のオフィス、集合住宅が並ぶ。 景観保全地域の境界を越えて景色が一変する程では無いが、あきらかに風景が地方都市の郊外らしくなっていく。歩行者は減り自動車利用を前提とした街のスケールとなる。実利的な都市計画の上に建つ風景が見えてくる。この風景が守られることは無く、保全の為に作られてもいない。今日の産業や生活の為の風景である。 同じ京都市に暮らしながらも初めて行く場所ばかりだった。ただ郊外の車社会で生まれ育った私にはこの妙な居心地の悪ささえも親密に感じられた。都市には多くの人が暮らしていると当たり前のことをあらためて思う。私たちは風景と関わり、風景を生み出しながら生きている。そうして積み重ねられた歴史的景観とは別のもう一つの京都。

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