「東京文化戦略 2030」では、東京都が国内外のアートシーンの中心として世界を魅了する創造性を生み出し、東京に集積する芸術文化資源を最大限活用し、国際的なアートハブとしての機能の強化を目指しています。そのため、本事業では将来アーティストと社会をつなぐ役割を担う若手アートマネジメント人材を短期で芸術フェスティバル等に派遣し、国際的な活動の第一歩となるよう、海外の芸術文化関係者のネットワークを作る機会を提供します。また、海外の先駆的な作品や創作現場に直にふれることで、国際的な視点に立った創作の機運醸成を図ります。尚、将来的にはこの事業を通じて東京と各派遣先との連携を深め、東京と海外セクターとのネットワーク構築・強化に繋げます。
■派遣対象者
連携する派遣先に準じて、対象となる活動分野を選定します。各分野ともに以下条件に全て当てはまることとします。
―海外での公演や、海外セクターとの交流や共同制作などに興味があり、海外での実務経験がない・あるいは少ないこと
―対象分野関連の実務経験が3年以上あること
―本プログラムに参加した成果を海外展開や海外連携など今後の活動に活かす意思があること
―首都圏在住者で都内での活動を主としていること
―第二次選考(面接)時点で必要な残存期間のある有効なパスポートを所持していること(各派遣先の詳細ページ参照)
―申請書入力、面接、報告業務、意思疎通に支障のない十分な日本語能力を持っていること
■派遣期間及び派遣人数
―現地滞在最大7泊(移動日を含めて9日間程度)
―派遣予定人数は派遣先毎に3名程度
■支援内容
―日本と派遣先の往復航空賃(エコノミークラス)
―現地宿泊費
―日当:現地滞在1泊につき1万5千円
―海外旅行保険
―その他、派遣先でのスケジュール・プログラムの調整、現地での関係者の紹介、アドバイスなどのサポート
■2026年度第3回募集
第1回台南アートビエンナーレ
派遣時期:2026年10月30日~11月6日(予定)(現地滞在最大7泊)
派遣対象:若手を中心とする建築分野関係者(建築家、設計者、建築評論家・研究家等)
派遣人員:3名程度
アドバイザー:五十嵐太郎 氏(東北大学大学院 教授)
日本人建築家も出展し、今年度が初開催となる台南アートビエンナーレへの訪問を中心に、伝統とテクノロジーが融合する、台南、台中、台北など複数都市の建築を視察します。街並みの観察に加え、アートビエンナーレにも参加することで、世界の最前線にある思想や表現に触れるとともに、多様な価値観との出会い、国際的なネットワークの構築を目指します。
ロンドン・ウェストエンド
派遣時期:2026年11月1日~11月8日(予定)(現地滞在最大7泊)
派遣対象:舞台芸術(演劇、舞踊、音楽等)に関わる若手を中心とするプロデューサー、ディレクター、キュレーター、技術者等
派遣人員:3名程度
アドバイザー:松田誠 氏(プロデューサー)
NYブロードウェイと並ぶ世界最高峰の劇場街、ロンドンのウェストエンドに派遣します。「エンターテインメントビジネス」の魅力を、人々の生活・文化や最先端のミュージカル等様々な観点から感じとり、本場のエンターテインメントビジネスの、日本には無い発想や規模の大きさに触れる機会となります
ベルリン芸術祭 第4回パフォーミング・アーツ・シーズン、第36回ユーロシーン・ライプツィヒ
派遣時期:2026年11月7日~11月14日(予定)(現地滞在最大7泊)
派遣対象:舞台芸術(演劇、舞踊、音楽等)に関わる若手を中心とするプロデューサー、ディレクター、キュレーター、技術者等
派遣人員:3名程度
アドバイザー:橋本裕介 氏(ベルリン芸術祭「パフォーミング・アーツ・シーズン」芸術監督)
創立75周年を迎えるベルリン芸術祭の第4回パフォーミング・アーツ・シーズン及び、第36回ユーロシーン・ライプツィヒへの派遣を実施します。国際的に優れたダンス、演劇、パフォーマンス作品を幅広く上演する両フェスティバル及び同時期に上演されるその他会場での作品鑑賞を通じて、第一線における創作の動向に触れるとともに、現地関係者との交流を行い、国際的な視野とネットワークの獲得を目指します。
■募集期間
2026年7月3日(金)14:00~8月5日(水)14:00