上演芸術を中心とした現代の芸術活動のためのアーティスト・イン・レジデンス施設である城崎国際アートセンター(KIAC)では、2027年度の滞在アーティスト・プロジェクトを募集します。
前回2026年度の公募から、対象となる表現・活動領域を、「上演芸術」に加えて「リサーチをベースに展開するアートプロジェクト」も対象とすることとしました。KIACでは、これまでにもアートプロジェクトを実施するアーティストや活動の滞在を受け入れてきましたが、滞在制作を行う場として、それらとの親和性を強く感じ、募集要項に明文化しました。
KIACは、その活動に触れる方々にとって、「未知の世界へ通じるトビラ/身近な日常を眺めるマド」のような存在となることを目指しています。完成した作品を上演する劇場とは異なり、作品創作と地域交流を行うアートセンターです。滞在するアーティストと交流する地域の人々が、まだ誰も見たことのない価値や作品を一緒に生み出していく、実験のための場所です。これからの時代に向けて、KIACや芸術表現の可能性を共に追求してくれるアーティストやプロジェクトのご応募をお待ちしています。
■募集内容
対象期間:2027年4月1日(木)~2028年3月31日(金)
※ただし、2027年9月の1カ月間は除きます。
募集する活動:以下のいずれかで、実現性が確保されている活動*
- (1)パフォーミングアーツ(演劇、舞踊、音楽、パフォーマンス等)
- (2)リサーチをベースに展開するアートプロジェクト
- (3)アート関係者による研究会、シンポジウム、レクチャー等
*過去の活動実績、制作・実施体制、予算計画、活動規模、スケジュール、進行管理の方法が妥当だと判断される活動を指します
※滞在制作する作品やプロジェクトの滞在後の成果発表や公演予定の有無は選考に関わりません。リサーチ段階での滞在も可能です。
※対象とならない活動
-滞在中に創作活動を伴わないもの(創造活動に関連するレクチャー、シンポジウムなどは除く)
-慈善事業への寄付を主な目的とするもの
-成果の還元先が特定の団体・組織に限られる活動
支援内容:活動にかかる以下の支援を行います。
- (1) 城崎国際アートセンターのホール、スタジオなど希望する施設の使用
- (2) 城崎国際アートセンターのレジデンス(=宿泊施設。最大7室まで)の使用
- (3) テクニカルスタッフ、コーディネートスタッフによる創作支援
※原則として、出演者・スタッフ等の人件費、城崎までの交通費、生活費などは、応募者の負担となります。
※滞在者1名1日あたり光熱水費相当分350円を豊岡市に納めていただきます。
■応募資格
- (1) 最短7日から最長3か月の範囲内で城崎国際アートセンターに滞在し、活動できる個人・団体
- (2) 日本語ないし英語でコミュニケーションが可能なこと※それ以外の言語での通訳が必要となる場合、通訳者にかかる費用は応募者の負担となります。
- (3) 日々の食事の準備、洗濯、掃除など、個人の生活に関わる身の回りの管理を自身で手配できること
- (4) 滞在期間中、地域住民や観光客との交流活動を行う意欲があること
- (5) 城崎国際アートセンターの滞在や制作に関わる規約を順守する旨の承諾書を各滞在者が取り交わすこと
- (6) 城崎国際アートセンターまでの渡航費、交通費、滞在中の生活費、作品制作にかかる報酬や経費を自分達で調達できること
■採択条件
- (1) 滞在者1名1日あたり、光熱水費相当分350円を豊岡市に納めること
- (2) 滞在期間中、「地域交流プログラム(※)」を実施し、地域住民や観光客、市民との交流活動を行うこと
- (3) 城崎国際アートセンターで制作した作品や活動を発表する際の広報物に、「城崎国際アートセンター(豊岡市)」のクレジット表記、およびロゴマークを掲載すること
- (4) 城崎国際アートセンターの広報・PRに関する写真、映像の利用、情報提供にご協力いただけること(ただし、滞在中の活動や滞在制作した作品に関わる著作権は、レジデント・アーティストに帰属します。)
※ 地域交流プログラムについて…
滞在期間中の作品創作や芸術文化活動を、広く市民の方々や観光客に紹介し、地域との交流を図るために、原則無料で成果発表や試演会、公開稽古、オープンスタジオ、ワークショップ、トークイベント、交流会などを実施すること
■応募締切
2026年6月27日(土)17:00必着
※必着。期限を過ぎて到着した資料に関しては、受付いたしません。