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舟橋磨里乃 個展「Embedded in it」

開催情報

【期間】2026年8月29日(土)~ 9月18日(金)
【開館時間】10:30~20:00 ※最終日のみ17時閉場
【休館日】-
【料金】無料

詳細:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/56054-1735340804.html

会場

会場名:京都 蔦屋書店    5F アートウォール
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内) 

概要

舟橋磨里乃は、「人間性への回帰」をテーマに、人間の認識や記憶、感覚のあり方を抽象絵画を通して探求しているアーティストです。舟橋は、記憶を単に保存されるものではなく、思い出されるたびに断片的な感覚や情景、感情が結び合わされ、再構築される性質に着目しています。情報が正確に保存され、瞬時に検索できる現代社会においても、人の記憶は何かを失い、何かを補いながら絶えず編集され続けます。その曖昧で不完全なプロセスにこそ、人間性が宿ると考えています。
本展タイトルの「Embedded in it」は「埋め込まれたもの」を意味し、素材に刻まれた時間の痕跡と、人の内側に静かに蓄積される記憶や感覚を指し示しています。人の記憶が持つ流動的な性質に着目し、その存在のあり方を作品を通して可視化します。
新作では、約4,000年の歴史を持つフレスコ画の技法を初めて取り入れました。漆喰に顔料を定着させ硬化させるフレスコ画は、長い年月を経ても残り続ける特性を持っています。壁に描いた絵の表面を剥がし、パネルなどに移し替える工程で生じる欠けや剥がれも作品の一部となり、時間の堆積とともに、記憶の曖昧さや変化を表しています。また本展では、これまで取り組んできた油彩作品も展示します。薄く溶いた絵具を支持体に染み込ませるステイニングの手法により、にじみやぼかしを生かした抽象表現を展開し、内側に埋め込まれた記憶や感覚の層を描き出す試みに挑戦しています。

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