開催情報
【作家】照屋勇賢
【期間】2026年6月13日(土)~7月1日(水)
【開館時間】10:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場
【料金】無料
詳細:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/54798-1126270602.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店 5Fエキシビションスペース
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内)
概要
照屋勇賢は、多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業後、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツMFAプログラムを修了。現在はニューヨークを主な拠点とし、ベルリンや沖縄でも活動しています。
照屋はファストフード店や高級ブランドなどの紙袋、トイレットペーパーの芯などの日常に存在する消費物などの多彩な素材や、紅型(びんがた)染色など伝統技術を用いた幅広い表現で作品を制作しています。大量消費社会、地政学、社会の権力構造や沖縄の歴史といった複層的なテーマを扱い、可視化するその実践は国際的に高い評価を得ており、大英博物館、グッゲンハイム美術館、MoMA、スミソニアン博物館、金沢21世紀美術館など世界各国の美術館にその作品が収蔵されています。
本展では、照屋の祖父の生存記から着想を得て、沖縄戦の記憶とその先の未来への希望をつなぐ沖縄の物語を描く《呪いを解け/Break the Curse》シリーズと、ボードゲーム「モノポリー」で使用される紙幣を分解・再構成し、資本や宗教、歴史的価値といった概念を別のかたちへと変換する《Monopoly》シリーズを中心に展示します。
これらの作品群には、照屋が昨年、故郷・沖縄で上演した舞台作品《照屋勇賢「魔笛」》(モーツァルト「魔笛」を翻案し総合演出)での制作経験や視点が色濃く反映されています。沖縄の苦難の歴史と豊かな文化を重ね合わせ、記憶を見つめ直しながら未来への希望を描いた同作と響き合うように、本展「Your Journey」は、社会や時代、そして私たち自身のこれまでの道のりをあらためて見つめ直す機会を提示します。
アーティスト・ステートメント
2025年に僕が総合企画・監修を務めていた《照屋勇賢「魔笛」》では、原作に新たな視点を加えるために役者、「盛賢」少年を登場させた。また、同舞台では、光の象徴として、作品《Powerful spells》も演出した。この展覧会は《照屋勇賢「魔笛」》で表現した力や感情、そして葛藤を「魔法」というインスピレーションに変え、異なるプロジェクトの作品へと展開する試みである。この展覧会は、ある意味、《照屋勇賢「魔笛」》の演出の再演とも言える。それぞれの作品のインスピレーションがあなた自身の持っている魔法の力に刺激を与えることを願っています。