開催情報
【作家】猪瀬直哉
【期間】2025年8月15日(金)~ 9月8日(月)
【休館日等】8月20日(水)
【時間】10:00~20:00 ※最終日のみ18:00 閉場
【料金】無料
詳細:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/48731-1408320723.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店内 5F エキシビションスペース
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内)
概要
猪瀬直哉は、東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業後、文化庁の新進芸術家海外研修員としてイギリスに渡りました。2017年にはロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアートでMA Fine Arts(芸術修士)を 修了し、現在ロンドンを拠点に活動しています。彼の作品は高い写実力を持ち、風景や抽象的な世界を精巧に描いています。度々登場するモチーフには、ペンギンとプール、モノリスがあります。空を飛べない ペンギンは、日本人のメタファーとして、時には臆病な自身の心情を反映しています。プールは日本社会のフラットさを象徴し、知識の象徴として描いたモノリスは、新しい世界へのキーパーツでもあります。 「作品を通して知識の無限性を解釈する面白さを体験してもらいたい」という猪瀬の思いから、約3年ぶりの日本での個展となる本展では、新作絵画に加え、これまでのモチーフを枯山水として表現したインスタレーションも発表します。また、本展の開催を記念し、「Manhattan Portage」とのコラボレーションバッグを限定販売します。
Unlimited message
本展では、メッセージの無限性、可能性等を主軸として作品を制作しております。
ペンギンがプールの横にたたずんでいたり、不自然なまでの青い空、広大な風景にモノリスが存在する。
様々なパーツがそのメッセージのキーパーツになっており、絵画、インスタレーションを通してその知識の無限性を個々で解釈する面白さを体験していただけますと幸いです。
人間として生きる上で、様々な選択があると思います。その一つの選択によって無数に枝分かれする物事を選択し、歴史を構築してゆく。
見なくても良い選択、見たくない選択、ネガティブに思えるそれぞれのモチーフは岐路に立った時有効に 働く場合があると思います。
そういった広大なフィールドは魅力的にもあり人生の航路をそれぞれどんな選択をしていくのか。 そのメッセージをどう自分なりに選択するのか。
展覧会の会場でその無限なメッセージを紐解いていただけますと幸いに思います。
猪瀬直哉(NAOYA INOSE)