開催情報
【作家】新埜康平
【会期】2024年12月25日(水)~ 2025年1月19日(日)
【時間】10:00~20:00 ※12月31日(火)は18:00まで、最終日は17:00まで
【休館日等】1月1日(水・祝)・2日(木)
【料金】無料
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/43926-1318211112.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店 6F アートウォール
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内)
概要
新埜康平は、日本画とストリートカルチャーを融合した作品を手掛けるアーティストです。ウォールアートやスケートボード、HIPHOPなどのストリートカルチャーや90年代の映画の影響を受けながら、人物や情景をモチーフにした作品は、膠(にかわ)や和紙、胡粉などを使うことで、日本画特有の有機的なあたたかみを感じさせます。記憶の切り取りを漫画のコマ割りで表現したり、ブラウン管テレビをイメージした厚みのある支持体によって、日常を映画のワンシーンのように表現しています。
本展では、経年変化する銅箔を素材の一部として使用した《Greatest of All Time#5》などを展示します。時間の経過とともに少しずつ変化する日本画ならではの美しさをお楽しみください。
アーティストステートメント
花はいつか枯れてしまいますが、絵の中の花は永遠に咲きそこにあります。街や自然の景色も常に変わり続けていますが、絵の中の景色は今でもキラキラと輝く光の中にあります。花や景色、街や人でさえもそこにとどまることはなく常に変化し続けているのだと思います。美しいと感じるものは次の日にはまた違う美しさに変わっていきます。その美しさを一日、また一日と見つけることができればその繰り返しが永遠なのかもしれません。
日本画材で使われる和紙や箔なども徐々に変化していき、観覧者と共に時間を過ごしてくれます。そこには年月と共に変化する美しさがあります。そんな”永遠と一日”に寄り添えるような作品の展示になればと思います。
新埜 康平