東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

EN サイトマップ


© 2014-2026 一般社団法人HAPS

【協力イベント】批評と日本と私たち(the critical, Japan and ourselves)

HAPSが協力するトークイベントのお知らせです。

■概要

批評と日本と私たち(the critical, Japan and ourselves)は、今日における美術と批評の「翻訳」を考えるものです。

 現在、生成AIによって多くのことが翻訳可能になり、情報化されていますが、美術や批評といったジャンルはさまざまな「翻訳不可能」な言葉を内包しています。そういった言葉を再発見し、その「不可能性」を掘り下げる行為をパフォーマティヴに遂行すること。そうすることで、日本特殊論や海外輸出戦略に陥らない、行為遂行のエフェクトとしての「日本」と「私たち」が定位するのではないか。このプロジェクトは、そういった翻訳行為の可能性と不可能性にフォーカスするものです。

 本プロジェクトでは、3日間の集中的なイベントを開催します。イギリスからキュレーター・美術批評家のジェイソン・ウェイト氏をお招きし、日本の現代美術ならびに批評を翻訳する実践について議論を深めるレクチャーを初日に実施します。

2日目以降は、気鋭の批評家、黒嵜想氏のテクスト「声をかく」の翻訳を試みます。「英訳」という目的を前提に、生成AIを駆使しつつ、ウェイト氏が直接黒嵜氏へのインタビューを敢行、その模様が生配信されます。きわめて翻訳しづらいであろう黒嵜のテクストを翻訳する行為の中に、文化論や芸術論、言語論が浮かび上がります。そこから遡及的に「批評とはなにか」「日本とはなにか」が現れるはずです。テクノロジーと人間同士のアソシエーションによって可能になる新しい翻訳実践の試行を公開します。

https://drive.google.com/drive/folders/1GfN0h2bjhvHjzA1CDM5NZE5fEmK_5axL?usp=sharing

■プログラム

レクチャー「Don’t Follow the Wind」はいかに翻訳されたか」by ジェイソン・ウェイト(オックスフォード大学)

東日本大震災によって世界的に知られることとなった「フクシマ」。その立入禁止区域を会場とした展覧会プロジェクトが「Don’t Follow the Wind」です。展覧会には、艾未未、Chim↑Pom、小泉明郎、宮永愛子らが参加しました。キュレーターとして携わったウェイト氏は、そのプロジェクトを欧米のアートシーンに積極的に紹介していくことになります。いわば日本の出来事をグローバルな文脈に移植する翻訳作業に従事したとも言えるでしょう。その「翻訳」とはどのようなものであったのか、彼自身の口からキュラトリアルな翻訳実践について解説してもらいます。

日時|2026年11月2日(月)19:00〜21:00
会場|AIR大原(京都市左京区大原来迎院町218)/インターネット配信あり
定員|会場30名(予約不要、先着順)
料金|会場500円/配信1100円(税込)
スピーカー|ジェイソン・ウェイト、遠藤水城、黒嵜想

黒嵜想「声をかく」リアルタイム翻訳プロジェクト

現在、もっとも注目されている若手批評家・黒嵜想による連載「声をかく」。そのテクストの完全英訳を目的とした作業の全てをイベントとして公開します。会場はインスタレーションのように構成され、そこでの発話内容は、実際の会話として、自動翻訳を通した文字として、反芻された訳文修正として、可視化されていきます。
「翻訳生成装置」としての設えを構築し、翻訳という営為の可能なあり方を、視覚的かつ音声的に提示します。そこは、言い換え、誤解、ノイズさえも必然となる不可思議な時間と空間になるはずです。

日時| 2026年11月3日(火・祝)10:00〜18:00/11月4日(水)10:00〜12:00
会場|インターネット配信のみ
料金|1100円(税込)※11月3日のみ
スピーカー|ジェイソン・ウェイト/遠藤水城/黒嵜想

関連記事


▲

HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2026 一般社団法人HAPS