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SW/AC研究会2025「ケアの起こる場で他者の語りと記録を考える」開催のお知らせ

■SW/AC研究会について

ケアワーカーたちは日々福祉施設で、療養所で、あるいは社会の片隅で、自らとは背景の異なる誰かの話を聞くことを行っています。聞いたことを支援に活かす、記録して引き継ぐこともあれば、胸の内にとどめて葛藤することもあるかもしれません。誰かの語ったことをどのように受け取ることができるのでしょうか。語られたことはどのように表現となり、誰かに引き継がれるのでしょうか。この研究会ではケアの場に立ち会ったアーティストや表現者の例を共有しながら、参加者との対話を通じてこうした問いについて考えます。

■開催概要

第一回 聞き手が語ること

「記録とは語り手と聞き手、またはその人たちを取り巻く人々や環境から成り立つ総合的な「記憶」として考えています」とドキュメンタリー映像作家の戸田ひかるさんは言います。第一回目の研究会では、戸田さんがカメラを用いて社会的にマイノリティとされる人々の体験を記録し、表現する中で顕になった倫理的な課題や葛藤を共有し、現在ハンセン病療養所で行なっているリサーチの原点となる問題意識についても話します。「当事者」から話を聞く「第三者」はどのようなケアの姿勢をもちうるのか、ケアワーカーと表現者に共通する課題をめぐり、みんなで話す場をつくります。

場所|HAPS HOUSE(〒601-8004京都市南区東九条東山王町1 HAPS HOUSE
日時|2025年7月24日(木) 18:30-20:30 
定員・参加方法|
ご予約優先です。定員は15名程度。メールまたは問い合わせフォームに、
①参加者名 ②人数 ③連絡先を明記の上ご連絡ください。
メールの場合は件名を「研究会参加」とし、swac@haps-kyoto.comまで送信してください。

主催|Social Work / Art Conference(一般社団法人HAPS)
共同研究者|戸田ひかる(ドキュメンタリー映像作家)

次回の開催予定は決まり次第お知らせします。

■SW/ACについて

Social Work / Art Conferenceのロゴ

Social Work / Art Conference(SW/AC)では、HAPS HOUSEを拠点に、福祉をはじめとする多様な分野と文化芸術をつなぐための相談事業を行っています。「きく」「つなぐ」「わたす」「さがす」の4つの姿勢を基本として相談対応を行います。

きく :相談を聞く/対話の相手になる/多様な人が話を聞き合う機会をつくる
つなぐ:協働相手や見学場所を紹介し、仲介する
わたす:参考資料や書類のひな形を提供する/事例共有の講座をひらく
さがす:アウトリーチ/中間支援組織へのヒアリング/連携先の開拓

このような方からの相談をお待ちしております:

・作品制作の一環で福祉施設をリサーチしたいアーティスト
・利用者の日中活動の充実のためアートを取り入れたい福祉施設職員
・施設内のアクセシビリティサービスを向上させたい文化施設職員
・「社会包摂・共生社会」と「アート」の関係性を学びたい大学生   など

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