HAPSスタジオ使用アーティストの陸瑋妮が個展を開催します。

■概要
会期|2025年12月6日(土)〜12月27日(土)13:00~19:00
会場|hitoto(大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301)
休日|火・水曜日
料金|無料
作家|陸 瑋妮 WEI-NI LU
企画|hitoto
広報デザイン|タナカタツヤ
協力|一般社団法人HAPS
hitotoでは初めてとなる、陸 瑋妮(WEI-NI LU)の個展を開催いたします。
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From the Exhibitor
もうお母さんから教えてもらったのか、学校の同級生からだったのかは覚えていない。
けれど、小学生のころ折り紙の星に夢中になった時期があった。
一枚の細長くて、ペラペラで何もない、ひどく言えば捨ててしまいそうな紙の端っこ。それを折って折って、
五つの先端をつまみ上げると、目の前に星が現れる。
祝福や気持ちを込めた星々が、生まれてきた。
こういう何も考えてない、無限に星を生産する時間がすごく好きだった。
最近の制作では、「壁紙」というキーワードに引っかかり、主体・支持体・背景の関係性に着目している。
既製品バルーンのボディーを借りながらベースに基づいて、ちょっとしか入れない空気で流動し、不安定で、
どこか眩しさを帯びた蛍光灯の下で、風が窓辺のカーテンをわずかに揺らすような。
それは、表層的で、人工的で、秩序に満ちた光景。
プリントとリアルの違いを弄ぶように印刷することで、「ズレ」をポジティブな揺らぎとして受け止める。
*星々よくキラキラさせるために、フラッシュを使って撮影してください。
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■プロフィール
陸 瑋妮 (ルー・ウェイニー)
台北実践大学建築設計専攻を卒業後に来日し、2019年に京都市立芸術大学大学院絵画科版画専攻を修了。
現在、京都を拠点に、プリンティング作品やアートブックなどを制作。
日常から風景の断片を収集し、印刷や複製の過程で生じるコピーとエラーの繰り返しを通して、自身のドローイングや写真アーカイブを弄びながら、
造園するような感覚で新たな風景の平面作品をプリント出す。
instagram www.instagram.com/weiniluu/