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恐竜とぺてん師の対話

開催情報
【作家】ジョ・ウンジェ
【期間】2024年1月13日(土) - 2月11日(日)
【開館時間】13:00-20:00(水・木・金) 11:00-19:00(土・日)
【休館日等】月曜・火曜
【料金】無料
https://purple-purple.com/exhibition/joe-2024/

会場
会場名:PURPLE 
Webサイト:https://purple-purple.com
アクセス:〒604-8261 京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル 3階
電話番号:075-754-8574

概要
ソウルを拠点に活動するアーティスト ジョ・ウンジェの日本で初となる個展を開催します。1994年生まれのジョは、写真、インスタレーション、デザインを用いて制作を行う作家です。これまで「Jengafield」(2021)や「The Heroic Weather Conditions」(2023)の個展をソウルで開催してきた他、IMA Nextなど国外の賞を受賞しています。

アーティストが作品を制作し発表していくことを石を模したオブジェの積み重ねで表現したり、AIとの会話を通して抽象的なイメージを作り上げたりと、その時々の関心をもとにモチーフを選んで制作を続けてきましたが、いずれも突き詰めると根底は自分自身との対話だったと言います。今回の展示「恐竜とペテン師の対話」では、ジョがこれまで制作してきたシリーズやシリーズ化してこなかったものの中から選んだ写真と立体から新たな空間を構成します。

イメージを使いストーリーを作ることをジョは「小説を書く」と言います。一般的な小説はテキストのみで、読み手はそこから表情や情景などを想像します。一方で、映画のような映像は鑑賞者がより具体的に想像することができるメディアです。かつてそこにあったものを捉えた写真は、具体性をある程度保ちながらも、イメージとイメージの間にある物語は観る人に開かれています。

シリーズとしてまとめていたものを一度解いてみる。それらで「小説を書いて」みる。ジョの試みは自身をも含むアーティストという制度にも自覚的です。この場に訪れるだろう人々がそれぞれの対話を自由に創造できる機会になることを期待しています。

また、ジョはソウルのウルジロエリアに2022年オープンしたFF Seoulのメンバーの1人でもあります。FF Seoulは写真をベースとするアーティスト8人による発表と実験の場です。これまで、メンバーの個展を行ってきた他、アジア各国の写真家とのコラボレーション企画も開催しています。

アーティストとしても、コレクティブとしても新たな場を生み出す新進作家の展示をぜひご高覧ください。

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