開催情報
【期間】2025年3月19日(水)~ 5月11日(日)
【開館時間】9:30~16:30 (入館は16:00まで)
【休館日】月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)
【料金】一般400円、大学生300円
以下の方々は入館無料(証明書類をご提示ください)
・障害者手帳等をお持ちの方とその付き添いの方1名
・70歳以上または18歳未満の方
・小学生、中学生、高校生
・京都府下の大学に在籍する学生
・京都大学の学生・教職員
https://www.museum.kyoto-u.ac.jp/special/20250319/
会場
会場名:京都大学総合博物館
webサイト:https://www.museum.kyoto-u.ac.jp
アクセス:〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
電話番号: 075-753-3272
概要
明治22年(1889)、本部構内にあたる場所に旧制第三高等中学校が設置され、それまで愛宕郡吉田村と呼ばれていた近郊の農村から、現在わたしたちが目にするような都市の一隅へと、界隈の景観は大きく変貌していくことになります。
構内に残される遺跡の調査成果と、関連する研究を軸に紹介するシリーズ「文化財発掘」の今回は、このような、大学が所在する地域の歴史とのかかわりに焦点を当てます。歴史都市郊外としての盛衰を物語る構内からの出土資料に加えて、遺跡としても確認される古道や地割などをつぶさに記した古絵図、そして、そこに記載が見出され今もこの地に伝承される剣鉾祭礼の姿などを、すべて地域における遺産としてとらえ展観します。
これらを通じて、遺跡の上にある大学の存在に理解を深めていただくとともに、キャンパスの空間と地続きでひろがる「大学のある街」の歴史について、今を生きる私たちとも接点をもつ豊かで身近なものと実感する機会となることを、願っております。