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もぞもぞする現場 2 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー 開催のお知らせ

「もぞもぞする現場」は、芸術と障害 disability について「そもそものところ」から考え、話す場所としてはじまりました。昨年は色々なゲストをお招きして、個々の現場で「もぞもぞしていること」をお聞きしつつ、たくさんの人たちで集まって話しました。話題は時に「障害」を大きく超えてゆきました。2年目の今年は、で、どうする? を考えます。テーマは「未来の美術館」です。
「美術館」って、そもそも何であり、何をする場所なんでしょうか。美術についての研究成果が発表され、それを学ぶ場所? それとも、芸術家や市民が作品や活動を展示して、多くの人と交流し議論する場所? 美術館は誰のためにある? 美術館のあり方が、国際的な議論のなかで「大きな分かれ道」にあるとも言われるいま、芸術と障害という問題意識をベースにしながら、美術館の未来について考えます。
「こんなこともできるかも」と妄想をふくらませましょう。「あんなこともやってるらしいよ」「こんなこともできるよ」という話を、文化政策研究者やアートセンターの芸術監督の方たちと話しながら、ともに語り合いましょう。そして数年後?には美術館がこんなふうに変わったらいいな、と想像しながら、わたしたちが暮らすこの町の「美術館」の未来の姿を、じっくり考えていきましょう。
「もぞもぞする現場2」は、そんなビジョンに向かって、ゆるやかにおしゃべりしつつ進んでいくための場所です。

企画チーム:佐藤知久( 言葉を見つける人)、小山田徹 ( 綾なす人)、今村遼佑 ( 想う人)、舩戸彩子 ( 探る人)、阪本結 ( 手を伸ばす人)、中川真 ( 耕す人)、内山幸子 ( 醸す人)

◼️概要

もぞもぞする現場 2 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー

会場|京都市立芸術大学 C棟3階 カフェ・コモンズ(京都市下京区下之町57-1)
   ※11月3日のみ会場が異なります。
ゲスト|中村美亜 (11月10日の回)/竹久侑 (12月8日の回)
料金|無料
定員|各回20名程度(要申込)
主催|文化庁/一般社団法人HAPS
共催|京都市立芸術大学
制作|一般社団法人HAPS
協力|京都市/art space co-jin

公立美術館における障害者等による文化芸術活動を促進させるためのコア人材のコミュニティ形成を軸とした基盤づくり事業「未来の美術館構想講座事業」(文化庁委託事業「令和5 年度障害者等による文化芸術活動推進事業」)

◼️もぞもぞする現場2 スケジュール

2023年
10月13日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ① プロジェクトの目標を共有する
10月27日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ② 昨年度の活動を振り返る
11月3日(金・祝)11:00-15:00:ミート・アップ③ 「東九条マダン」を見に行く 集合場所:元・山王小学校(京都市南区東山王町東九条12-3)
11月10日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ④ 中村美亜さんと文化政策をめぐっておしゃべりをする
11月24日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ⑤ 「未来の美術館」を構想する
12月8日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ⑥ 竹久侑さんから水戸芸術館「アートセンターをひらく」展のお話をきく
12月22日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ⑦ 「未来の美術館」を構想する

2024年
1月12日(金)19:00 – 21:00:ミート・アップ⑧ 次年度に向けて話し合う

◼️お申し込み

各回開催日の前日までにPeatixよりご予約ください:https://mozomozo2023.peatix.com
※9月15日(金)0:00より予約開始
※本企画は、継続的な対話を通じたネットワークづくりをめざしています。可能な限り通しでの参加をお願いいたします。
※応募者多数の場合は、通し参加の方を優先させていただきます。(定員に空きがある場合は、各回のみの参加も可能です。空き状況はPeatixでご確認ください)

◼️ゲストプロフィール

中村美亜|(なかむら みあ)九州大学大学院芸術工学研究院教授
芸術活動が人や社会に変化をもたらすプロセスや仕組みに関する学際的・実践的研究、その知見を生かした文化政策の研究を行っている。多様性と包摂性、ジェンダー⁄ セクシュアリティに関する著作も多い。訳書に『芸術文化の価値とは何か-個人や社会にもたらす変化とその評価』(水曜社、2022)、編著に『文化事業の評価ハンドブック―新たな価値を社会にひらく』(水曜社、2021)、『ソーシャルアートラボ―地域と社会をひらく』(水曜社、2018)、単著に『音楽をひらく―アート・ケア・文化のトリロジー』(水声社、2013)等。日本文化政策学会理事、アートミーツケア学会理事、日本評価学会員。

竹久侑|(たけひさ ゆう)水戸芸術館現代美術センター 芸術監督
展覧会およびプロジェクトの企画と実践を通して、地域社会におけるアートセンターの役割を探求し、芸術と社会の交わる領域を耕すことを目指す。地域社会におけるアートセンターの役割を改めて探求する「アートセンターをひらく」(2019-20)を企画担当。2023 年10 月9 日まで「アートセンターをひらく2023-地域をあそぶ」が開催中。主な展覧会に、「3.11 とアーティスト:10 年目の想像」(2021)、デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド-ようこそダークなせかいへ」(2017-18)、「石川直樹 この星の光の地図を写す」(2016-17)、「田中功起 共にいることの可能性、その試み」(2016)、「3.11 とアーティスト:進行形の記録」(2012)等。

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