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Fifi 個展 Impressions Unseen | 見えない印象

開催情報

【期間】2025年6月5日(木)~ 6月15日(日)
【開館時間】木・金・土・日曜 14:00 ~ 19:00 
【休館日等】月・火・水曜
【料金】無料

https://monadecontemporary.art-phil.com/?p=1156

会場

会場名:monade contemporary | 単子現代
webサイト:https://monadecontemporary.art-phil.com
アクセス:〒605-0829 京都府京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下1階 奥左入ル 2号室

概要

〈展覧会情報〉
「Impressions Unseen(見えない印象)」 は、感情が抽象を通じてかたちをとり、静かで内省的な空間へと観客を導きます。本展では、Fifi(フィフィ)が記憶、経験、そして自然から生じる感情の痕跡——内面に残る徴——をたどりながら制作した作品を紹介します。それぞれの作品は、直感的なプロセスのなかで生まれ、質感、色彩、動きが幾重にも重ねられ、私たちの内側をかたち作る「見えない印象」の一端を垣間見せてくれます。

一連の作品群において、目に見えるものを描くのではなく、感じられてはいても言葉にしづらいもの——表層のすぐ下にひそむ静かな響き——を喚起しようと試みます。

〈アーティスト・ステートメント〉
私は論理よりも感情に語りかける、直感的な抽象表現を通して作品を制作しています。それぞれの作品は、私の内なる世界を視覚化したものです。主にアクリル絵具を用いながら、時にミクストメディアも取り入れ、固定された計画に従うのではなく、プロセスそのものに導かれるようにして制作しています。

私にとって最大のインスピレーションは自然界です。水の動き、石の重なり合う質感、植物の繊細な形態、そして光と影の移ろい。そのすべてが、私の内面にエネルギーや記憶、感情を呼び起こし、それを色や質感、身振りによって応答していきます。

筆、パレットナイフ、スクイージー、そして自分の手など、さまざまな道具を使いながら、作品に奥行きと立体感を加えていきます。その痕跡は、意図と偶然の両方によって生まれ、コントロールと委ねのバランスのなかで形づくられます。私にとって絵を描くという行為は、静けさ、存在、そして感情の共鳴を探る静かな旅です。

旅を重ねるなかで出会った風景や文化の印象も、知らず知らずのうちに作品の中に溶け込み、経験の層を加えています。

最終的には、私の作品が観る人にとって心のつながりのひとときとなり、抽象のなかに自身の何かを見出すための、静かな時間をもたらせることを願っています。

―Fifi

Fifi(Fatma Massoud)
アメリカ・カリフォルニア州を拠点とする独学の美術作家。主にアクリル絵具とミクストメディアによって作品を制作し、自然界の質感、色彩、形態から着想を得ている。情熱的な旅人でもあり、世界各地の旅から得た印象を作品に織り込み、その感情的な深みと有機的な動きを生み出している。

2024年にプロとしての活動を開始して以来、Fifiの作品は複数の審査制コンペティションで評価され、「Gallery 4 Percent」「Blue Koi Gallery」「Fusion Art」などのオンライン展で展示されてきた。筆やパレットナイフ、そして自らの手など、多様な道具を用いて、豊かに層を重ねた表現力ある作品をつくっている。

図書館情報学修士、コンピュータサイエンス修士。その作品は観る者を静けさ、つながり、そして静かな内省の空間へと誘う。

https://fifiartstudio.com/

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