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本原令子 個展 踊る、国境線 | Reico Motohara Solo Exhibition Dancing on the Borderline

開催情報

【期間】2024年10月5日(土)〜10月20日(日)
【開館時間】木・金・土・日曜 14:00 ~ 19:00
【休館日等】月・火・水曜
【料金】無料

https://monadecontemporary.art-phil.com/?p=752

会場

会場名:monade contemporary | 単子現代
webサイト:https://monadecontemporary.art-phil.com
アクセス:〒605-0829 京都府京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下1階 奥左入ル 2号室

概要

monade contemporary | 単子現代では、本原令子による個展「踊る、国境線 | Dancing on the Borderline」を開催します。

本原はこれまで、粘土を自然からの贈りものとしてコミュニケーションをとりながら創作活動を始め、オブジェクトを制作してきました。近年、粘土やほかのメディアを使って対話を始めることに興味をもつようになり、社会について考察し、一般の人々との交流から発展させながら作品をつくっています。

本展では、本原が2023年にロシアとの国境にあるエストニアのNarvaという街に2ヶ月間滞在した経験を振り返りながら、映像、写真、および現地で採取した粘土で作った立体作品によるインスタレーションを紹介します。また、関連イベントとして現地の国境に暮らす人とリモートでつなぎ、一緒に料理を作って食べるパフォーマンスを行います。本原は街に住む人の台所でその家で親しまれてきた料理を一緒につくって食べ、語り合うことで、なにげなく交わされた言葉から人々の歴史や社会問題を見ることができたといいます。

国家の領土を占める人々が入れ替わるとき、そこにはどのように記憶が紡がれ、歴史がつくられるのでしょうか。生きること、食べること、語ること、そしてつくることという行為をとおして起こる、ささやかな越境の時間にご参加ください。

本原令子 
陶芸家・美術家/「土」を使って焼き物に限らず、映像やパフォーマンス、ワークショップなどを行う。静岡市の登呂遺跡で田んぼの土から土器と米を作り出して食べる活動から、人間も循環の一部だと実感する。同時代を生きる人の台所を訪ね、一緒に料理を作って食べながらの会話を記録する「Kitchen Stories」を国内外で展開。2024年、野外ツアー型の演劇作品「かちかち山の台所」でインスタレーションを担当。
https://motoharareico.net/

〈ステートメント〉
2023年、本原令子はロシアとの国境にあるエストニアの街にあるNarva Art Residencyに2ヶ月間滞在した。

川の真ん中にある国境線は鳥も魚も自由に行き交い、とてものどかな風景だ。戦争がすぐ隣にあっても、人はごはんを作ってたべる。街に住む人の台所で、そのウチの定番料理を一緒につくって食べながらの会話を記録すると、なにげなく交わされた言葉から歴史の断片や社会問題が見えてきた。

映像や写真、現地で採取した粘土で作った立体作品によるインスタレーション、また関連イベントとして国境に暮らす人とリモートでつなぎ、一緒に料理を作って食べるパフォーマンスを行う。

― 本原令子

関連イベント

オープニング・レセプション:2024年10月5日(土) 19~21時


アーティスト・トーク:2024年10月5日(土) 18~19時 (1000円 *ワンドリンク付)

イベント「越境する、レシピ」:10月12日(土)17時~19時 (2000円 *1ドリンク・食事付)
Narva(Ljubov)-静岡(本原)-京都(カフェみずうみ)の3箇所をリモートでつなぎます。Ljubovに「ボルシチ」とチーズを使ったパンケーキ「シルニキ」の作り方を教わりながら、おしゃべり。できあがったものをみんなで食べます。
*要予約 *ご予約は https://peatix.com/event/4139470/ から!

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