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菅かおる個展「microcosm」

開催情報

【作家】菅かおる | Kaoru Kan
【期間】2023.9.2(土) ― 2023.9.24(日)
【開館時間】13:00〜19:00
【休館日等】水・木
【料金】無料

https://galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2023/2023_0902_kankaoru.html

会場

会場名:Gallery PARC
webサイト:https://galleryparc.com/index.html
アクセス:〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町(サイカチチョウ)287 堀川新文化ビルヂング 2階 
電話番号: 075-334-5085

概要

Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2023年9月2日(土)から24日(日)まで、菅かおるによる個展 「microcosm」を開催いたします。

菅かおる(かん・かおる/1976年・大分生まれ)は、2000年に京都造形芸術大学日本画コースを卒業し、千住博に師事。これまでに多くの個展・グループ展などによる作品発表に取り組むなど、現在まで積極的な活動を続けています。
菅は「水」をモチーフに、写生に基づく正確な描画力をベースに、伝統的な日本画における画材や技法に根ざした絵画制作に取り組んでいます。しかし一方で、たとえば偶然性を借りて画面に様々な色面を生じさせ、そこに見出した平面性・空間性を手がかりに、自由奔放な曲線や、幾何学な直線を描き出すなど、その作品にはまた菅の興味や好奇心を出発点とする絵画的な探求をも重ねられています。
「私の描く絵の中では自然が生み出した豊かな曲線も法則的な直線も、等しく有機的なひとつの世界に包み込まれています」と語る菅の描き出す「水のある景色・水に見る景色」とは、いわば「水=生命」として、そこに満ちて拡がる様相をひとつの宇宙として描き出しているともいえます。
タイトルを「microcosm(小宇宙)」とする本展は、菅が描き出したひとつひとつの「小宇宙」としての絵画を発表する機会であるとともに、菅の描き出す「浮遊感、重力からの解放」、「水と宇宙の繋がり」を展示空間での鑑賞体験の中にも織り込んでみようとするものです。そのための新たな要素として、本展で菅はモビール制作に取り組みます。
色彩や光が固定された座標を離れて、空間を自由に漂うモビールは、光との関わりによって表情を変える日本画材の特性を活かす作品の在り方であるともいえます。また、重力から解放された色や光が空中を漂うヴィジョンは、菅の描き出す画中の世界にも似たものであり、鑑賞者にあらたな鑑賞(絵画)体験を提示するものとなります。

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