開催情報
【期間】 2023年9月2日(土) – 2023年10月29日(日)
【開館時間】11:00-19:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料
https://leica-camera.com/ja-JP/event/leica-gallery-kyoto/yoichi-ochiai
会場
会場名:ライカギャラリー京都
webサイト:https://leica-camera.com/ja-JP/Leica-Galleries/Leica-Gallery-Kyoto
アクセス:〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-120
電話番号: 075-532-0320
概要
ライカカメラジャパン株式会社はこのたび、落合陽一の写真展をライカギャラリー東京にて2023年9月1日より、ライカギャラリー京都にて2023年9月2日より開催いたします。
ライカギャラリー東京では「晴れときどきライカ ── 逆逆たかり行動とダダイズム」、そしてライカギャラリー京都では「晴れときどきライカ ── 質量への憧憬、ラーメンは風のように」と題して同時開催される本展では、メディアアーティストとして境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開する落合陽一が、“晴れときどきライカ”という自身の日常を描き出すフレーズを軸に作品が展開されます。その類まれなる世界観をぜひご体感ください。
晴れときどきライカ ── 質量への憧憬、ラーメンは風のように
古都は質量への憧憬が祈りとなって満ち溢れている.一杯のラーメンは宇宙そのもの,真言の形を成し,曼荼羅の如く私たちの周りに広がる.この質量への憧れは.ラーメンが身体に与える実質的な影響とは異なる形で存在し,我々の日常に深く根ざしている.
日々を通じて,私たちはデジタルネイチャーに生き,晴耕雨読・無為自然の精神を通じて物質と非物質の間を自由に行き来する.晴れた日にはライカを手に取り,ラーメンの物質性を探求する一方,雨の日にはデジタルの世界を探索し,風のように一見形を持たないものに祈りを捧げる.それは真言のように,その存在が確かでありながらも形を持たない質量への追求である.
展覧会のステートメントには表と裏が存在する.ここにはダダイズムの精神に満ちている.相互接続されたデジタルネイチャーの世界には形を持たず,一見すると意味を持たないように思えるが,数理的に確かに存在し,我々の周囲に影響を与える様々な試みが潜在空間に潜んでいる.それは風のように,ここにあり,またそこにある.時は廻りまた繰り返し,人はいつまでも進歩しない.その愛らしさに喜びを.日々進歩する計算機自然とともに共有したい.