東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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小松可奈子個展 おママごと

開催情報

【期間】2024年2月20日(火)〜 2月25日(日)
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料

http://kunstarzt.com/Artist/KOMATSU/Kanako.htm

会場

会場名:KUNST ARZT
ウェブサイト:http://www.kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都府京都市東山区夷町155−7 2F
電話番号:090-9697-3786

概要

KUNST ARZTでは、2年ぶり4度目となる小松可奈子の個展を開催します。
小松可奈子は、慣例や習慣から感じた違和感を毒気を含んだユーモアでポップに昇華させるアーティストです。
コロナ禍の中での妊娠出産をテーマにした前回の個展に続き、本展では3歳になった子どもの40代ママとしての日常体験をベースに展開します。
そこには家父長制、ジェンダー・・・様々な問題が透けて見えてきます。 
(KUNST ARZT 岡本光博)

展覧会コンセプト

子どもを産んで、気がつけば3年目。
それでも自分に向けられた「お母さん」呼び、「〇〇ちゃんのママ」という言葉をすんなりと受け入れられないことがある。
「家族」だから、「親子」だから、という考え方もいまだに苦手である。
「お母さん」という仮面は、いつになったら私に染み込むのかしら。
(気づいていないだけでもう染み込んでいる?)
公的な書類を提出するとき、妻である私の名前で申請しても「世帯主」である夫の名前でなければ受理されないことがあるのは何故?
女である私が子育てを担うのがそもそも当たり前なのだろうか。
子が絵本の登場人物を「これは男の子?女の子?」と聞いてくることにちょっとイライラする。
女の子がピンクで男の子が青で、女の子がスカートで男の子がズボン、みたいな常識って何?
女の子らしく、男の子らしく、ってなんなの?
(とはいえ子がいつの間にかピンクを好むようになっていたなぁ)
仕事をしていて、子どもの病気で休まなきゃいけない時のあの行き場のない罪悪感って一体何なんだろうか。
子どもへの教育がわからない、自分も大した人間でもないのに。
トイレトレーニングが進まない。どうしようかな、でも調べるのもだるいなぁ。
良い「母親」って何だろうな。
こんなことにいちいち気になる私は気にし過ぎなのだろうか?
私の頭の中はこんな感じ。
いつまでたっても「おままごと」してるみたい。
「ママ」の真似事をしてるみたい。

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