東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2024 一般社団法人HAPS

「民話と生命」民話の里・遠野から。私たちはこの世界をどう捉え、どう感じるのか。/ 森田真生・富川岳トークイベント

開催情報

【作家】森田真生・富川岳
【期間】2024年1月7日(日)開演14:00~ 終了16:30~
【料金】 4,400円
【ご予約方法】 TONOMADE ECサイト(https://tonomade.stores.jp/)/当日現金払い
【お問合せ先】株式会社富川屋 info@tomikawaya.com

https://note.com/keibunshabooks/n/n249b49a3b446

会場

会場名:恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
webサイト:http://www.keibunsha-store.com
アクセス:京都市左京区一乗寺払殿町10

概要

本イベントは2023年11月29日に文庫化された『計算する生命』の著者・森田真生と、2023年6月14日に発売された『本当にはじめての遠野物語』の著者・富川岳によるトークイベントです。開催のきっかけは2023年9月に森田が遠野を訪れ、遠野に8年暮らす富川がガイドして一緒に遠野物語の舞台を巡ったこと。
 
柳田国男・著『遠野物語』を生んだ岩手県遠野市は、河童、座敷童子、天狗といった様々な妖怪伝承や、山の神、家の神、オシラサマ など土着的な民間信仰、そして「しし踊り(鹿踊り、獅子踊り)」など、暮らしに彩を加える豊富な郷土芸能が残る場所です。人口わずか25,000人の山に囲まれた小盆地には様々な文化が流れ込み、滞留し、独自のコスモロジーを展開しています。そこに広がる宇宙、人々が持つ環世界とは。
 
今回は、遠野滞在を振り返りながら、森田が感じたことや、目に見えざるものとの共存、土地や自然との向き合い方、感じること、わかること、身体性などをテーマに対話を行いたいと思います。
 ※京都出身で、岩手を拠点に活動する料理人・植山美里による岩手の食材を使った軽食とドリンクも。
 
<キーワード>
・環世界、この世界の捉え方。小盆地宇宙・遠野
・わかるとは?(「理解」と「感じる」)
・身体を伴った世界の認知、コミュニケーション(踊りと数学)
・心を広い場所へと解放する。内なる野生、魂を取り戻す
・情緒、懐かしさ
 
<時間>
14:00〜:ショートトーク
・『計算する生命』森田真生
・『本当にはじめての遠野物語』富川岳
 15:00〜:対話「民話と生命」森田真生×富川岳
16:00〜:質疑応答・サイン会
 
森田真生(もりたまさお)/独立研究者
独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(第10回河合隼雄学芸賞)、『偶然の散歩』(ミシマ社)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇阪克二/福音館書店)などがある。
https://choreographlife.jp/
 
富川岳(とみかわがく)/株式会社富川屋代表。作家・プロデューサー
1987年、新潟県長岡市生まれ。都内の広告会社でプロデューサーとして勤務した後、2016年に岩手県遠野市に移住。地域史研究家の恩師との出会いで『遠野物語』の世界に戦慄し、深く傾倒。以来、遠野で暮らす強みを活かして民俗学をベースとした様々なプロデュースや創作活動を行っている。また、柳田国男も遠野滞在中に目にし、『遠野物語』序文にも登場する「張山しし踊り」にて郷土芸能の舞手としても活動中。平地人と山人の両面を持ちながら文化振興に励む日々をおくる。初の単著『本当にはじめての遠野物語』を6月に自費出版。
https://tomikawaya.com/

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2024 一般社団法人HAPS