開催情報
【期間】2023年9月30日 (土) – 10月5日 (木)
【開館時間】10:00 〜 20:00 *9/30は22:00まで開館
【休館日等】開催期間中は無休
【料金】無料
https://www.kac.or.jp/events/34451/
会場
会場名:京都芸術センター フリースペース
ウェブサイト:https://www.kac.or.jp
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
概要
強さは誰かにとっては弱さに見えて、弱さは誰かにとっては強さに見える。強風を受け流す柳には本来強いも弱いもなく、そこにはただ柳と風があるだけである。
本企画 ” Wind and the Willow / 柳と風”は、関係性のなかでゆるやかにその姿を変えるものたちの一見脆弱な繋がりを、3つの異なるインスタレーションを通して示します。アーティストの村田美沙、都市人類学者・デザイナーの杉田真理子、そして写真家の高重乃輔という異なるバックグラウンドを持つ3人のアーティストが、弱さや脆さを連想させがちな「柔らかさ」「しなやかさ」「頼りなさ」をテーマに、写真、映像、ドキュメントなど複数メディアを用いてそれぞれの視点で表現します。
◉パフォーマンス・イベント
9月30日(土)
18:00〜20:00 パフォーマンス 奉茶 村田美沙
18:30〜ラウンドテーブル アーティスト在廊 杉田真理子、村田美沙、高重乃輔
10月1日(日)
*14:30〜15:30 アーティストトーク 杉田真理子、村田美沙、高重乃輔
*各イベント無料 申し込み不要
杉田 真理子
2016年ブリュッセル自由大学アーバン・スタディーズ修了。2021年都市体験のデザインスタジオ(一社)for Citiesを共同設立、現在同共同代表、(一社)ホホホ座浄土寺座共同代表理事。出版レーベル「Traveling Circus of Urbanism」、アーバニスト・イン・レジデンス「Bridge To」運営。「都市体験の編集」をテーマに、場のデザインプロジェクトを、渋谷、池袋、神戸、アムステルダム、ナイロビ、カイロ、ホーチミンなど複数都市で手がける。都市・建築・まちづくり分野における執筆や編集、リサーチほか文化芸術分野でのキュレーションや新規プログラムのプロデュース、ディレクション、ファシリテーションなど国内外を横断しながら活動を行う。1年の半分は海外のさまざまな都市に滞在している。
村田 美沙(むらた みさ)
薬草文化や健康をテーマにフィールドワークに取り組み、植物療法を取り入れたプロダクト開発や講座、執筆活動、店舗ディレクションを行う。同時に「人と植物の関係性」をテーマに表現活動を行い、自然環境と心身の対話から得られる感覚をひとつの流れと捉え、パフォーマンスやインスタレーション作品を制作している。主な展示にMother Nature (2021,Tokyo)、MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館 2022 (2022,Nara)、來自未來市場的「舶來品」9個推測未來的台日實驗 (2022,Taiwan)がある。
高重 乃輔(たかしげ だいすけ)
1987年埼玉県生まれ。アフリカ諸国への旅を機に写真を始める。早稲田大学教育学部学際コース卒業。中日新聞社記者を経てフリーランスのフォトグラファーに。現在、愛知県名古屋市を拠点に作品を制作。