開催情報
【期間】2024年5月21日(火)〜26日(日)
【開館時間】11:00〜18:00 ※最終日は15:00まで
【休館日等】月・火曜
【料金】無料
https://jarfobunpaku.blogspot.com/2024/05/blog-post.html
会場
会場名:JARFO京・文博
webサイト:https://jarfo.jp/work
アクセス:〒604-8183 京都市中京区三条高倉 京都文化博物館別館内
電話番号:075-222-0302
概要
今回の展示作品は,桐粉でボディから頭に至るまでをつくり,さらに絹糸で頭髪をつくり,ボディに木目込みの技術で布をはめ込み,面相を胡粉と顔料で仕上げるという形で出来ました。モチーフとして選んだのは浮世絵に登場する美人たちですが,正直、ボディをつくるために桐粉をこね始めるとき,何が出来上がるのかまだわからないのです。が,ある瞬間,古代ギリシャ人が言っていたエイドス,「あるべき姿」といったものが見えてくる。あとはそれに従うだけです。私のモットーは芭蕉の言葉,「古人の跡を追うな、古人が求めたところを求めよ」です。 「芸術」とか「創造」とかいった言葉は,使うたびに間違った方向に行きそうな言葉で,なにかをつくるとき、こうした言葉の罠にひっかからないようにしたいと思っています。 創造は制作者のものではなく,素材そのものからやって来るので,制作者はその代行者・媒体にすぎないということです。40年間人形づくりをしてきて,つくづくそう感じます。