東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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Enjoy Exhibition Club#2 櫻井正樹・津村侑希「地図をもって迷子」

開催情報

【作家】櫻井正樹・津村侑希
【期間】2024年7月19日(金)~8月11日(日)
【開館時間】14:00~19:00
【休館日等】会期中の金・土・日・祝日のみオープン
【料金】無料

会場

会場名:HAPS HOUSE
ウェブサイト:https://haps-kyoto.com/about/access/
アクセス:〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1/京都駅八条口より徒歩11分
 ※駐車場、駐輪場はございません。来場には公共交通機関をご利用ください。
 ※会場は東山区のHAPSオフィスではありません。ご注意ください。

概要

  HAPSは、2024年7月19日より、櫻井正樹と津村侑希による展覧会「地図をもって迷子」をHAPS HOUSE にて開催いたします。本展覧会はHAPS HOUSEギャラリーにて行われる展覧会シリーズ「Enjoy Exhibition Club」の第2回となります。

 櫻井は、街中に存在する壁と、そこに発生する現象を起点として制作を行っています。雨による汚れ、何者かによって書かれた落書き、色褪せる看板や塗膜の剥離の奥に覗く施工の手つきなどの、自然現象と人為が折り重なり止揚する関係に興味を持ち、それらを題材としてフレスコ画の技法を軸に制作しています。津村は、訪れたことはないがどこか惹かれる異国の風景を主題として扱っています。ヴァーチャルツーリズムを用いながら、その土地に関連するニュースや記事、書籍や写真資料から得た内容に基づき、時間と空間、主観と客観の境界をなし崩しにした独自の世界像を制作しています。

 両者の作品に通底する要素に、「構造物」があります。構造物とは、家屋や壁、そして柱などであり、それらが存在してきた場所の歴史や、経過してきた時間を私たちに示唆するものでもあります。そうした構造物が作品となり、また作品そのものも構造物である。こうした「構造」を目の前にしたとき、私たちはどのような視点を採用し、何を見ていると感じるのでしょうか。作品を目の前にして「迷子」となる体験を、HAPS HOUSEにてお楽しみください。

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