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【協力イベント】Green Study Meeting vol.12「Minds and Materials:世界や地域の事例から考える、循環型アートセクターの実現に求められる考えやスキルとは」

HAPSが協力するイベントのお知らせです。代表の奥山理子が登壇します。

■概要

日時2026年11月28日(土)開場 9:45

① 10:00〜12:30:Geen Study Meeting Vol.12(勉強会) *会場参加およびZoomウェビナー配信あり
スピーカー|谷口真人(総合地球環境学研究所 特任教授)/奥山理子(一般社団法人HAPS 代表理事)/副産物産店 矢津吉隆 + 山田 毅(アーティスト)/ロジャー・マクドナルド(AITグリーン・チーム リーダー)

② 14:00〜16:30:ワークショップ(受付13:45〜)  *会場参加のみ、終了後ミニ交流会あり
ゲスト|副産物産店 矢津吉隆 + 山田 毅(アーティスト)
映像レポート|竹田春菜(AIT)
ファシリテーション|AIT グリーン・チーム
会場GOOD DAY (STUDIO) JOSON 堀川御池ギャラリー1Fスペース(京都市中京区押油小路町238-1)
定員① Green Study Meeting(勉強会):会場参加50名 *Zoomウェビナー配信あり
② ワークショップ :15名 *会場参加のみ
※ 本イベントは①のみ、②のみの参加も可能です。
※ ①のGreen Study Meetingは会場開催に加え、Zoomウェビナーでの同時配信も行います、遠方の方も是非ご参加ください。
※ 会場内では、副産物産店のオープンスタジオを同時開催しています。イベントとあわせてぜひお楽しみください。
主催NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力一般社団法人HAPS
特別助成公益財団法人石橋財団
助成公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
詳細https://www.a-i-t.net/events/29582/

アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/ エイト]が主宰する気候危機とアートのプロジェクト、アート・クライメイト・コレクティヴ・ジャパン(ACCJ)では、各地の実践に学びながら、知と経験を互いに共有し、持続可能なアートセクターのあり方をともに考えるための勉強会(Green Study Meeting / GSM)を継続して開催しています。この度、Green Study Meeting vol.12(勉強会)+ワークショップ「Minds and Materials:世界や地域の事例から考える、循環型アートセクターの実現に求められる考えやスキルとは」を京都にて初開催します。

近年、私たちを取り巻く環境や、そこに生きるさまざまな生命のあり方は少しずつ変化しています。猛暑や豪雨、洪水、食料生産への影響など、身近なところでもその変化を感じる機会が増えています。こうした状況のなかで、これまで当然と考えてきた価値観や慣習、ものや他の生命との関わり方を、あらためて見つめ直すことが求められています。そして、表現やものづくりに携わるアートセクターだけでなく、すべてのセクターで、各々ができる具体的な実践について真剣に考えなければいけない時期に来ています。

今回の開催地である京都は、民藝や工芸、伝統産業など多様な文化が今も息づく地域であり、地域に根ざした循環型の取り組みや、ものを大切に使い、継承する知恵も受け継がれています。本プログラムでは、京都ならではの地域の特色や実践から学びながら、地域資源の活用やアートセクターにおける循環のあり方について考えます。

午前中のGreen Study Meeting Vol.12では、気候危機の現状について学びながら、環境とアートを取り巻く国内外の動向について理解を深めます。また、知識として理解しながらも、人が行動を変えることについての難しさや障壁についても考えます。

午後のワークショップでは、アーティストの実践や海外の事例をヒントに、アートセクターにおいて欠かせない「梱包」に焦点を当て、グループワークを行います。ワークショップを通じ、資源の循環、作品やものの価値を問い直すことについて多角的に考えます。

国内外のさまざまなケーススタディから、循環型アートセクターの実現に向けた対話と実践の場となることを目指します。
(主催者)

■プログラム

Green Study Meeting Vol.12 (勉強会) 気候危機とアートの現在地

世界や日本における気候危機の現状を知り、人々の意識や行動の背景について多角的に紐解きながら、アートセクターがエネルギーや環境資源とどのように関わりながら発展してきたのか、その歴史と背景について学びます。また、京都を拠点にケアや教育の現場で活動するキュレーターとアーティストより、京都の地域に根ざした具体的な実践を紹介します。グローバルな視点とローカルな知見を交差させながら、「人々の行動変容をもたらすために、アートや文化の現場に何ができるのか」を多角的に議論し、これからのアートセクターのあり方をともに考えます。

【スピーカー/発表内容】

◯「気候危機の現状と人々の意識・行動とは」谷口真人(総合地球環境学研究所 特任教授)
◯「Behind the White Wall: なぜアートセクターは化石燃料に頼らざるを得なかったかーその歴史とこれから」ロジャー・マクドナルド(AITグリーン・チーム リーダー)
◯「京都のアートセクターにおける環境配慮の実践」奥山理子(一般社団法人HAPS代表理事・みずのき美術館キュレーター)、副産物産店 矢津吉隆+山田 毅(アーティスト)

・ディスカッション、Q&A


ワークショップ:廃棄と梱包ー私たちはなぜ梱包するのか?

「副産物産店」を主宰するアーティストの矢津吉隆氏と山田毅氏をゲストに迎え、「梱包」をつうじて、ものや素材の価値を問い直す参加型のワークショップを行います。誰もが日々の生活のなかで行っている「包む」という行為に焦点をあて、京都での資源循環の現場やイギリスの事例をヒントに、保護性や再利用性、環境負荷だけでなく、作品との関係性についても考えます。後半はグループごとに割り当てられた「秘密のキーワード」に従って、アートの現場からの廃材等を使った梱包に挑戦。最後に、各グループで生まれた気づきや感想を共有します。

【スピーカー/内容】

◯イントロダクション ロジャー・マクドナルド(AITグリーン・チーム リーダー)
◯事例紹介「京都の現場から考える資源の循環」 副産物産店 矢津吉隆+山田 毅(アーティスト)
◯事例紹介「イギリスのアートセクターから、梱包と環境配慮のいま」(映像ミニレポート)竹田春菜(AIT)

・ワークショップ:グループワーク、共有
・クロージング  
・ミニ交流会(任意参加) 

*ワークショップ終了後、1時間程度ミニ交流会を行います(無料/自由参加)ドリンクとフィンガーフードあり
*梱包時の素材には廃材やリサイクル素材を使用いたしますことを事前にご了承ください。
*持ち物は特にございませんが、気になる方は、汚れても良い服装やエプロン、軍手等を任意でご持参の上ご参加ください

■プロフィール(登壇順)

谷口 真人(たにぐち まこと) 総合地球環境学研究所特任教授
筑波大学大学院博士課程地球科学研究科修了、理学博士。オーストラリアCSIRO水資源課研究員、奈良教育大学教育学部天文・地球物理学講座助手・助教授・教授。その間、アリゾナ大学水文・水資源学科客員研究員、フロリダ州立大学海洋学科客員助教授。その後、総合地球環境学研究所助教授・教授・副所長を経て、現在、総合地球環境学研究所特任教授、プログラムデイレクター。
国際測地学・地球物理学連合フェロー、日本地球惑星科学連合フェロー、日本地下水学会学会賞、日本水文科学会学術賞、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)等を受賞。現在、日本学術会議連携会員、Future Earth 運営評議会委員、JST-RISTEX運営委員。

ロジャー・マクドナルド NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] グリーン・チーム リーダー/フェンバーガーハウス館長/多津衛民藝館館長
国際政治学(学士)、神秘宗教学(修士)、博士課程で『アウトサイダー・アート』(1972)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーター等。2013年に長野県佐久市に移住後、実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープンし館長を務める。2018年から気候危機に関する研究を開始し、2019年、望月地域にて市民運動グループ「MOACA」設立。気候危機や「適応」に関するレクチャーとディスカッションを開催。信州アーツカウンシルアドバイザー。2024年より「平和と手仕事 多津衛民藝館」館長。主な著書に『DEEP LOOKING(ディープ・ルッキング)想像力を蘇らせる深い観察のガイド』(2022、AIT Press)。

奥山 理子(おくやま りこ) 一般社団法人HAPS 代表理事
京都市出身。母が絵画教室で注目された障害者支援施設みずのきの施設長だったことが影響し、子どもの頃からみずのきで過ごすことが日常にあった。みずのき美術館の立ち上げに携わり、以降、キュレーターとして展覧会制作やアートプロジェクトの企画を行っている。また2019年よりHAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、相談事業「Social Work / Art Conference」ディレクターに就任。2025年10月より一般社団法人HAPS代表理事。

副産物産店 矢津 吉隆 + 山田 毅 (ふくさんぶっさんてん やづ よしたか+やまだ つよし)
アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。作品の制作過程で副次的に生まれてくる”副産物”は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたち。それぞれの作家の感性を帯びた作品未満のそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、ものの価値や可能性について改めて考える機会をつくりだす。
主な展覧会に「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」埼玉県立近代美術館・愛知県美術館(2024)、ATAMI ART GRANT2024(2024)、MIND TRAIL2023(2023)やんばるアートフェスティバル2019-2020(2019)など。京都を拠点に活動。

矢津 吉隆 (やづ よしたか)美術家、kumagusuku代表
京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。京都芸術大学美術工芸学科アートプロデュースコース准教授。ウルトラファクトリープロジェクトアーティスト。京都市立芸術大学芸術資源研究センター客員研究員。京都を拠点に美術家として活動。また、作家活動と並行して宿泊型アートスペースkumagusukuのプロジェクトを開始し、瀬戸内国際芸術祭2013醤の郷+坂手港プロジェクトに参加。主な展覧会に「青森EARTH 2016 根と路」青森県立美術館(2016)、個展「umbra」Takuro Someya Contemporary Art (2011)など。自治体や大学、企業などと連携してアート関連の企画やディレクション、仕組みづくりなどを行っている。
■ kumagusuku website : https://kumagusuku.com/

山田 毅 (やまだ つよし)美術家、只本屋 代表
京都市立芸術大学大学院博士後期課程修了。京都市立芸術大学、京都芸術大学、京都精華大学非常勤講師。ウルトラファクトリープロジェクトアーティスト。京都市立芸術大学芸術資源研究センター客員研究員。映像表現から始まり、舞台やインスタレーションといった空間表現に移行し、ナラティブ(物語)を空間言語化する方法を模索、脚本演出舞台制作などを通して研究・制作を行う。2015年より京都市東山区にてフリーペーパーの専門店「只本屋」を立ち上げ、京都市の伏見エリアや島根県浜田市などで活動を広げる。2017年に矢津吉隆とともに副産物産店のプロジェクトを開始。2019年京都市内の市営住宅にて「市営住宅第32棟美術室」や「副産物楽団ゾンビーズ」そして2026年に坂の途中の道具店「途中」を開始。現在、作品制作の傍ら様々な場作りに関わる。
■只本屋 website :http://tadahon-ya.com/

■アート・クライメイト・コレクティヴ・ジャパン(ACCJ)について

2024年にAITが始動した、気候危機とアートのアクションを考えるプロジェクト。アートセクターの気候危機への意識向上と理解促進、また、その対策における有用なツールやリソースの発信、協働と支援の場を提供することで、アートセクター全体が地球環境に配慮した活動を構築することを目的としています。2026年には、第 61 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館にコラボレーターとして参加。国立アートリサーチセンター(NCAR)主催のシンポジウムを共催するなど、行政との取り組みも増えています。
https://accj.a-i-t.net

ACCJは、ともに気候危機やアートを考える仲間の輪を広げていきます。今後のさらなる活動と継続のため、みなさまからのご支援をいただけますと幸いです。
https://syncable.biz/associate/ait

■Green Study Meeting (GSM)について

2023年より不定期で開催している、課題の共有や仲間づくりを目的に、気候危機とアートのアクションを考える勉強会。各回異なるゲストを迎えた勉強会と対話を通じて、こうした関心をより多くのアート関係者の方々と共有することをめざしています。
勉強会レポート:https://accj.a-i-t.net/articles/report

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