東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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さかい はるか 展

開催情報

【期間】2025年4月1日(火)〜 4月12日(土)
【開館時間】12:00-18:00
【休館日等】月曜
【料金】無料

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2025/03/sakai-haruka-2025-41-12-12-18.html

会場

会場名:ギャラリーモーニング
ウェブサイト:http://gallerymorningkyoto.com
アクセス:〒605-0034 京都市東山区三条通白川橋東入四丁目中之町207番地(三条通り岡崎広道西南角)
電話番号:075-771-1213

概要

「同じ夢を見ている」 

太陽は「誕生・光」を。木は「存在・生命力」を。木の実は「命・赤ん坊」を。雲は「変容・不確かさ」を。石は「人生・経験」を。骨は「死・渇き」を。余白は「相手・鏡」を。鳥は「自由・予言」を表している。
あの日の夢について、今もずっと考えている。
寒空の下、ぼーっと、オレンジの光を眺めていた。光は揺れていて、たまにパチパチと音を立てる。それを、ただひたすら眺めている。ひとりぼっちだけど、なぜか怖くない。さみしさもない。それどころか、少しだけ気分は高揚している。
あの日から10年が経った。「私も同じ場所で、その光を見たことがある。」という人に出会った。私は、ひとりだったけれど、ひとりじゃなかったのかも知れない。
誰かと絵を見ることは、誰かと一緒に夢を見ることに似ている。
言葉にできない感覚の質感を誰かと味わうこと、触れること。
それは、会っていなくても、触っていなくても、できる。
時が違っても、場所が違っても。今もきっと、どこかの誰かと同じ夢を見ている。

さかい はるか

“SAKAI Haruka Book” 2025 より抜粋。

–  –  –  夢というのは睡眠時、脳が経験した情報を整理する際に生じるイメージなのだそうだが、さかいにとって絵を描くことは、そのように自身の意識/無意識が掬い挙げてきた現実の事柄たちを視覚化することで、当時の感覚を忘れてしまわないように確かめようとする作業なのだろう。一見、絵空事のようにも見えるさかいの絵は、自身を取り巻いている環境と自身に渦巻いている感情とを夢の発生にも似たような仕方で結びつけており –  –  – (text : 平野 成悟)

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