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内田聖良 個展 バーチャル供養講

開催情報
【作家】内田聖良
【期間】2024年4月16日(火)〜4月27日(土) 
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料
https://art16.net/archives/6540

会場
会場名:ギャラリー16|galerie16
webサイト:https://art16.net
アクセス: 〒605-0021 京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394, 3F
電話番号: 075-751-9238

概要

《バーチャル供養講》は、炎上や分断が「厄災」を生む現在に「ありえるかもしれない架空の信仰」を体験するインスタレーション。VR空間に建てられたお堂に、様々な人の思い出の品が3Dアイテムに変換され奉納されている。内田は本作の制作にあたり青森の地蔵信仰で目に見えない死者と人々が供物によって関わるインタラクションをリサーチし、現代の見えざる他者―アルゴリズムによって分断された人々を想像させる手法に転換した。思い出の品の3Dオブジェクトへの変換は、大量の写真を3次元に合成する手法「フォトグラメトリ」によって行われる。これらのデータをダウンロード可能な状態にし、別のゲーム等の一部として活用=(転生)させ未来の物語の生成プロセスに介入するなど、現代の写真のあり方や記憶の流通・価値についての模索が行われる。 本シリーズは、展示空間に合わせ物語とVR空間が変化しており、本展でも新版が語られる予定。

内田聖良プロフィール:情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]修士課程修了。アーティスト、また、自身をポスト・インターネット時代のベンダー(Bender)と称する。ポスト・インターネット時代以後の物語の語り直し・流通をテーマに制作を行う。AmazonやYouTubeなどのサービスも活動の場として取り込みながら、規範的な価値観や物語に問いを投げかける。近年は民話や信仰のリサーチし、その機能を現代のテクノロジーを使って適用させる作品を制作。主な作品に、使用感のある古書を一点物として価値づけ再流通させる《余白書店》、VRや3Dスキャンを用いて捨てられない物を供養する《バーチャル供養講》など。

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