「Tokyo Artist Accelerator Program(TAAP)」は、 自立した継続的な活動を目指す美術・映像分野の若手アーティストを支援するプログラムです。アーティスト自身によって作品を語るプレゼンテーションに焦点をあて、作品を語る力の向上とコンセプト強化の両面からサポートします。選考を経た支援アーティストへ、自由度の高い制作支援金を支給するとともに、現代アートの多様なスペシャリストと8ヶ月にわたる継続的なメンタリングを実施し、国内外の現代アート関係者へ向けてスピーチする機会(TAAP Live)を創出することで、東京を起点とする若手アーティストの国際的な飛躍を支援します。
■応募対象となる分野・アーティスト
(1) 対象分野:美術・映像
〇平面(絵画、版画、写真等)
〇立体(工芸を含む)
〇映像(アニメーションを含む)
(2) 対象アーティスト
次の各項目に掲げる要件をすべて満たしていること。
1 日本在住で東京での活躍を目指している個人
2 次年度中(2026 年 4 月〜11 月)実施する交流会、中間報告会、プレゼンテーションに至るメンタリングと成果発表(TAAP Live)に参加可能であること。
3 日本語でのコミュニケーションが十分に可能であること。(日本語能力試験 JLPT:N1相当)
4 対象分野において、都内で作品を公開(個展、グループ展等)する活動を初めて実施してから 3 年以上 10 年未満であること。または、都内で作品を公開する活動実績が5回以上10回以内であること。ただし学内展示はグループ展に含めないものとする。
※「3年以上」…初めての個展等が 2023年4月1日を会期に含むもの
「10 年未満」…初めての個展等が 2016 年 3 月 31 日までに会期が開始されたものまでとします。
※バーチャル展覧会、オンライン展覧会は対象となりません。
■支援内容
制作支援金の支給:創作活動やリサーチ、TAAP Liveでの展示等に、自由に活用できる制作支援金を支給します(2026 年3月予定)。制作支援金:495,000 円
※TAAP Liveや中間報告会等、本事業参加に関わる経費(交通費等を含む)は、すべてアーティスト側での負担となります。
プレゼンテーションを軸に実施するメンタリング・プログラム:ギャラリストやアーティスト、コレクター、キュレーターら多様な背景を持つ現代アートのスペシャリストによって構成される選考委員及びメンターと継続的な対話を実施します。
TAAP Live 2026(成果発表)の実施:2026 年 11 月(予定)に、国内外のギャラリストやコレクター、キュレーターを含むオーディエンスに向けて、支援アーティストが自身の力で作品について語るステージを創出します。
■支援期間
2026 年 4 月から 2026 年 11 月まで(予定)
■募集期間
2025 年 10 月 15 日(水)10 時から 2025 年 11 月 26 日(水)17 時まで