HAPSスタジオ使用アーティストの八幡亜樹が出展します。
■概要
展覧会名|蠢
会期|2024年6月17日(月)〜6月27日(木)※平日のみオープン
時間|11:00-19:00(27日は21:00まで、21日はDJイベントのため18:30まで)
会場|CSLAB(東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学内)
参加作家|飯島暉子、上竹真菜美、林修平、宮崎竜成、八幡亜樹、大和楓
企画|上竹真菜美
キュレーション|上竹真菜美、林修平
企画補助|宮崎竜成
デザイン|星加陸
助成|公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 [スタートアップ助成]
言うまでもないことだが、あらゆる集団は集団としての実効性、あるいは機能を最大化することを試みる。それは常に「危機」や「緊急性」との対峙を理由に推し進められるだろう。同時に、集団を構成している個人は頭数として、足並みを揃えた「兵士」としての身体につくりかえられるのだ。
とはいえ、人は望む望まないに関わらず複数の集団に属しているし、国家は出生の段階で個人を登録する。集団の成員であることが「兵士」であることと同一ではないし、そうあってはならない。
集団に属しながら、それでも個人として自らが抵抗するべき事態を選び取るということは、必然的に身を捩り、ある種の享楽的な態度をも示すことになるだろう。そのためにいま必要なのは空間である。(上竹・林)
■関連イベント
DJイベント
6月21日(金) 18:30〜 ※21:00まで開館
DJ|kasane vavzed
◼️アーティストプロフィール
八幡亜樹(やはた あき)
フィールド調査や取材に基づく、領域横断的な美術作品の制作を行なう現代美術家。主なメディアは映像+インスタレーション。
「(地理的/社会的/心身的な)辺境」の概念を追求し、その一環として、近年では「手食」や「ロードムービー」に焦点を当てる。
2022年より世界の手食文化をオンラインアーカイブするウェブサイト「手食」webを立ち上げ、主宰・編集。
芸術により、人間の生命力を伸張する方法を思索・探究している。