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京都文学賞受賞作の装画等制作

仕事コーディネート過去事例

京都市が創設した第1回「京都文学賞」の一般部門最優秀賞受賞作の刊行にあたり、装画・扉絵を依頼され、服部しほりさんに担当いただきました。松下隆一さんによる受賞作『羅城門に啼(な)く』(※『もう森へは行かない』を改題 )は2020年11月に新潮社より刊行され、本作の登場人物を力強い墨線で描いた服部さんの印象的な装画は書店でも目をひきました。
 

依頼者:京都文学賞実行委員会
アーティスト:服部しほり
依頼日:2020年6月
納品日:2020年11月
 

服部 しほり
http://www.hattoori2.com/
1988年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了。「東洋画の神髄は線である」を信条とするように,日本画の古典技法を活かしつつ,独創的なモチーフを取り入れた墨線の映える線描作品を展開し,日本画に新しい刺激を加え続けている。京都,岐阜,東京などで個展・グループ展に多数参加しており,近年では海外にも発表の場を広げている。また,昨年9月に世界遺産二条城で開催された「artKYOTO」をはじめ,アートフェアにも多数の作品を出品している。時代を超えた日本画線描の魅力を現代に蘇らせ,伝統と革新が交差する独自の絵画世界を創出する,現代の日本画壇を牽引する若手作家として,今後益々の活躍が期待される。2020年「京都市芸術新人賞」, 2021年「京都府文化賞奨励賞」受賞。

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