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JUNO MIZOBUCHI & TAKEHISA GOTO Duo Exhibition “2000GT & world world world”

開催情報

【参加作家】溝渕珠能、後藤武久
【期間】2024年8月31日(土)〜9月16日(日)
【開館時間】13:00-19:00
【休館日】木曜

会場

会場名:VOU bldg. / 棒ビル 3Fイベントスペース
webサイト:https://www.instagram.com/voukyoto/
アクセス:〒600-8061 京都市下京区筋屋町137 棒ビル
電話番号:075-744-6942

概要

溝渕珠能と後藤武久。高校時代から続く交流を背景に、それぞれ異なるテーマと制作手法を追求してきました。

溝渕は、風景を「ものが配置された状態」として捉えています。目を開けた瞬間に広がるその景色の中にあるもの全てが、彼の視点では風景であり、そこから湧き上がる鑑賞者それぞれが受ける感情や思考の存在が、彼の作品の中に表現されています。

後藤は、成熟した現代社会において本来の用途を失ったモノやコトに関心を持ち、現代における壺の意味合いや造形、素材を模索しています。各地を巡る中で、その土地の空気や文化を壺の形に映し出し、過去と現代の感覚が交差する独自の表現を作り上げています。

二人の作品は、それぞれのテーマや素材の違いを超え、形や色、わずかな歪みといった要素で響き合います。また、彼らが生きてきた時代や、それが作品に無意識に反映されていることにも注目していただければと思います。装飾的要素を排し、根源的な表現を求める彼らの姿勢は、現代においても重要な意味を持っています。

この展示では、対象物としての風景と壺という異なるテーマが、二人の手を通じて響き合う様子をご覧いただけます。時代や環境を超えて繋がるものが何であるのか、その問いかけが皆様の中に生まれることを期待しています。

また、私たち(溝渕と後藤)は、これまで互いの作品や作家性、人間性について文章で対話を重ねてきましたが、それは今回のコンセプトには含めていません。展示が始まり、作品を通じた新たな対話が生まれた後に、真の意味でのコンセプトを言葉にする予定です。展示中に見つかる新たな発見や対話の結果が、どのような形になるのか、それもまた展示の一部として楽しんでいただければと思います。

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