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「京都、近代画壇、ひとひら〜 安井曽太郎、黒田重太郎らとともに〜」

開催情報

【日付】2025年12月6日(土)〜12月28日(日)
*オープン日:12月6日(土)、7日(日)、8日(月)、13日(土)、14日(日)、 18日(木)、20日(土)、21日(日)、22日(月)、27日(土)、28日(日)
*上記の他はアポイント制
【時間】13:00-19:00 *12月14日(日)は17:00に閉廊
【料金】無料

会場

会場名:つぼみ堂|Tsubomido 
住所:〒606-8205 京都府京都市左京区田中上柳町90 
webサイト:https://www.facebook.com/tsubomido.kyoto/

概要

このたび、つぼみ堂では、展覧会「京都、近代画壇、ひとひら〜 安井曽太郎、黒田重太郎らとともに〜」を開催いたします。ともに京都に深い縁がある、昭和期の洋画壇を代表する画家、安井曽太郎と黒田重太郎。同世代の二人はそれぞれ独自の油彩表現を切り拓きました。安井は明快清新な画風によって独自のレアリスムを追求、黒田は京都洋画壇の重鎮として、制作と文筆の双方から日本近代洋画の形成に貢献したことで知られます。本展では、安井と黒田の作品を手がかりに、昭和期の京都を彩った画家たちとその周辺のようすを紹介します。安井曽太郎の〈果物のある椅子〉や〈城山の夏〉は、晩年のライフワークともいえる本の挿画や装幀にまつわる作品です。昭和期、小説や随筆の単行本、雑誌や新聞の挿画は、日本画・洋画を問わず多くの画家たちが紙面を飾りました。本展で紹介する谷崎潤一郎の著作には、安井のほか、安田靫彦、奥村土牛の挿画もみられ、当時の文壇と画壇の交流の一端を垣間見ることができます。黒田重太郎の油彩画〈新緑〉は1925年、すなわち今から100年前に描かれた作品です。大正期に二度も渡欧した黒田は西洋美術の歴史と理論、技法の習得に努め、多くの著作によってその真髄を日本に伝えました。セザンヌの色彩や筆触、構図の影響が色濃い本作は、西洋で発展した油彩画を日本の風土の中で体現させるようと模索する黒田の貴重な一枚です。昭和100年の節目となる今、本展を通じて、当時の画壇の息づかいを“ひとひら” 感じていただければ幸いです。

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