開催情報
【作家】小泉悟
【期間】2025年9月20日(土)~2025年10月14日(火)
【時間】11:00~20:00 ※最終日のみ18:00まで
【入場】無料
詳細:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/49084-1410130808.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内)
概要
小泉悟の個展「ちょっとだけ違う世界」を2025年9月20日(土)~2025年10月14日(火)の期間に6F ギャラリーにて開催します。
現代美術家・小泉悟は1983年、宮城県に生まれ、2009年に沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修を修了しました。現在は沖縄県を拠点に活動し、アジアを中心に国際的な人気を集めています。小泉は、自然の中で獲得した特性を持つさまざまな生きものと、社会の中の人間の姿を調和させ、ひとつの命を生み出しています。2022年からは約2年間にわたり、ディズニー公式コラボレーションのアジア巡回個展を通して、ディズニーキャラクターと人物を融合させた作品を発表しました。また2023年に台湾で開催した個展「100年後の自画像」では、自然界に加え想像上の生きものの作品を制作し、「だれかの自画像」シリーズとして発表しました。そして京都 蔦屋書店では、このシリーズの新作彫刻と絵画を日本で初めて展示します。
小泉は、社会の中で不安や孤独を抱えた人間たちが野生や未知の生物を身にまとい、別の何者かに成り代わることで力を得ようとする行為を、「古代から形を変えて続く人間の根源的な欲求」と捉えて具現化しています。作品の子どもたちは感情を表出することがなく、誰もが愛着を抱くような顔で画一的に表現されているのに対し、彼らを包み込んでいるのは、どんな環境にも適応する個性豊かな生きものたちです。それは職場や家庭、ソーシャルメディアで次々に役割を変えて振る舞う、現代人の生存戦略のようにも感じられます。
人やもののつながりによって時代精神を形作ってきた京都という土地と、未知の存在を取り込みながら進化し続ける美術家・小泉悟が出会うことで生まれる化学反応にご期待ください。
アーティストステートメント
あの時、別の選択をしたら世界が枝分かれして別の自分がいるのだろうか。
仕事は何をしているのか。どんな食べ物が好きだろう。
今の自分でも悪くはないけど、別の選択をした自分を想像するのも面白い。
でもきっと必要に合わせて見えない何かを着て生きていくのは、この世界とは変わらないのかもしれない。 ― 小泉悟
小泉悟 / Satoru KOIZUMI
現代美術家。1983年宮城県生まれ、2009年沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修修了。現在は沖縄県を拠点に活動、アジアを中心に国際的な人気を集めている。小泉は、自然の中で獲得した特性によって生きる様々な動物と、社会の中の人間の姿を調和させ、ひとつの命を生み出す。2022年より約2年間、ディズニー公式コラボレーションのアジア巡回個展を通して、ディズニーキャラクターと人物を融合させた作品を発表。2023年には、台湾のAKIギャラリーにて個展「100年後の自画像」を開催、自然界に加え想像上の生き物の作品を制作し、「だれかの自画像」シリーズとして発表。