東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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堀川由梨佳「Multifaceted≒〇〇」

開催情報

【作家】堀川由梨佳
【会期】2025年2月5日(水)~ 2025年2月27日(木)※2月25日(火)は休館
【時間】10:00~20:00 ※最終日のみ18:00まで
【料金】無料

https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44988-1358300108.html

会場

会場名:京都 蔦屋書店    6F アートスクエア
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内) 

概要

堀川由梨佳は、大阪を拠点に、独特なフォルムや色彩が特徴的な作品の制作を通し、形や色が持つ重力感や心象表現を研究し続けるアーティストです。主に、人のアクティビティを表現した独自のキャラクター「おっちゃん(occhan)」をモチーフにした作品を発表しています。ボーダーは、温かみのある色合いを重ねることで、文化的、社会的、個人的な境界線の流動性を表現し、分裂のない調和した世界をイメージしているといいます。
これまで堀川は「people≒○○」や「border≒○○」、「relation≒○○」など人を構成するもの、または人が構成するものの関係性にフォーカスを当てた展示を行ってきましたが、「Multifaceted」と題した本展では、様々な動きや色で表現したocchanたちと、思考をイメージした新シリーズの柔らかな雲の造形の半立体を展示することで、「多面性」や「多様性」にアプローチした空間を創造します。

アーティストステートメント

「人」(ユニセックス)のアクティビティを表す“occhan(おっちゃん)”や思考や感情を表す“雲”が代表的なモチーフです。ボーダーやストライプの歴史的背景を鑑みつつ、それを作るのも変化させていくのも人であると感じて制作をしています。
私は、歴史的な重みと変容の可能性を秘めたシンボルとしての「あらゆる境」の概念を探求しています。縞模様は、ある文化においては排除や疎外と結び付けられることがあり、異質なもの、好ましくないものというレッテルを貼るために使われてきた歴史があります。しかし現代では、人間の行為と再解釈によって、かつては汚名を着せられていたこの模様は、個性、自由、親しみやすさの象徴となっています。
私の作品のボーダーの柔らかく重なり合う色は、文化的、社会的、個人的な境界線の流動性を反映しています。人のように見えるocchanは雲の上でバランスを取ったり、抽象的な雲のような形と相互作用したりして、私の作品における人間の思考や感情を表現する形となってあらわれます。
この視覚的モチーフは、私たちの認識や境界線の穏やかで進化する性質を伝えることができると信じ、境界線を温かく心地よい色調で表現することで、分裂が解消され、相違が調和した全体へと溶け込む世界のビジョンを鼓舞したいと願っています。
境界を絶えず再構築し、障壁から橋へと変えていく人々の回復力と創造性への賛辞として表現しています。

堀川由梨佳

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