東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

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豊田涼華「ゆらぎ / fluctuation」

開催情報

【作家】豊田涼華
【期間】2024年8月14日(水)~9月2日(月)
【開館時間】11:00~20:00 ※最終日のみ18:00まで
【休館日等】8月21日(水)
【料金】無料

https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/42010-1752540805.html

会場

会場名:京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525

概要

豊田涼華は、日常で目にした人々や瞬間、SNS上で偶然見かけた写真などに自身の記憶や感情を重ね合わせ、新たな風景を描いています。「目撃」した場面から受けた印象や浮かんだ感情をベースにしながら、作品は時として作家も意図していなかったような動きをみせつつ、他者の生活の情景を浮かび上がらせます。それらは、見たことのないシーンでありながら不思議と親しみを感じさせるようでもあります。
本展では、人が寝そべっている身体の曲線に自然の雄大なフォルムを重ねながら描いた「漂う島」や、音楽フェスで揺れ動く群衆の熱気を描いた「留まる波、動く山」など、人やモノの存在の揺らぎを表現した作品全15点を展示します。


アーティストステートメント

私の絵はある出来事の一面を目撃することから出発している。
世界中で常に色んなことが起き、あるいは何も起きずただじっとそこに何かがある。
その一部を色んな人の目を借りて覗き見る。
描き始めると確かに存在していた人やものの形がゆらぎ、不確かな存在になり変わる。

大きな水面は同じ動きの繰り返しで揺らいでいる。
木々は風が吹くと揺られて風が止むと元に戻る。
『(方丈記の書き出し)「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」ゆく河の水の流れは絶える事がなく流れ続ける状態にあって、それでいて、それぞれのもともとの水ではない。』

同じようで違うものをただじっと見つめる。
私たち自身も、環境も、変わってないようで変わっていてそこにずっとあることが出来ない存在のゆらぎを抱えている。

豊田涼華


プロフィール

豊田涼華(Suzuka Toyoda)

1996年三重県生まれ、2021年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)を修了。現在は茨城県を拠点に活動中。

【近年の展覧会】

2023年
「Fluctuation」Soka Art Innermost(台南、台湾)
「zapping」日本橋三越本店 三越コンテンポラリーギャラリー(東京)

2021年
「一端をうかがう」WAITINGROOM(東京)
「過日」RISE GALLERY(東京)
「交差点 –いま、ここからの–」Bunkamura Gallery(東京)
「the sight of the stars makes me dream」SCÈNE(東京)
「Collectors’ Collective vol.4 Osaka」TEZUKAYAMA GALLERY(大阪)

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