開催情報
【作家】MIKADO2(山田周平、小池一馬、神馬啓佑)
【期間】2024年8月10日(土)~8月27日(火)
【開館時間】11:00~20:00 ※最終日のみ18:00まで
【休館日等】8月21日(水)
【料金】無料
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/41656-0937530718.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525
概要
MIKADO2(ミカド・ツー)は山田周平、小池一馬、神馬啓佑の3人によるアーティスト‧コレクティブです。「MIKADO」という言葉は日本では「帝」という漢字を連想させますが、ヨーロッパでは竹の棒を使った勝ち負けを競うテーブルゲームであり、またお菓子の「ポッキー」の別称でもあります。これら一つひとつは、まったく違うものですが、意味がずらされ、独自に解釈され、連想ゲームのようにつながっているとも言えます。この言葉をコレクティブの名に冠するMIKADO2は、芸術のフォーマットに「欠落」または「ズレ」を作り出し、そこに一見すると無意味な遊びのような制作行為と態度を伴い、補完する行為を試みます。 本展のタイトルである「ユクカワノナガレハタエズシテ、」は鴨長明の『方丈記』の書き出しをカタカナにしたものです。鴨長明は、流れる河の水が二度と戻らないことを見て、あらゆる現象や事象が常に変化し、永遠に不変のものは存在しない、という仏教の教えと重ね合わせたとされています。本展では 3人それぞれが 本展のタイトルを意識しながら制作しています。山田はダダ的な哄笑を誘う平面作品、小池は各地の偶像をモチーフに作られたトーテム的なセラミック彫刻、神馬は極めて個人的な体験と美術史の物語を重ねた絵画作品ーー。それらのイメージは、反復されながらも同じ場所に留まることなく変化する流れのように混ざり合い提示されます。
MIKADO2(ミカド・ツー)
山田周平、小池一馬、神馬啓佑という 3 人の作家による アーティスト・コレクティブ。
展覧会はこれまでに瑞雲庵(京都、2021年)、TEZUKAYAMA GALLERY(大阪、2022年)にて開催。本展開催後、2024年10月19日~12月22日には、京都市京セラ美術館 ザ・トライアングルにて展覧会を開催予定。
山田周平(やまだ しゅうへい)|アーティスト。
1974年生まれ。京都市在住。主な個展に、ARTRO(京都 2023年)、SOKYO ATSUMI(東京、2023年)など。2003年、写真新世紀優秀賞受賞。
小池一馬(こいけ かずま)|彫刻家/画家。
1980年生まれ、大阪府在住。幼少期をブエノスアイレス、高校時代をバルセロナで過ごす。日本大学藝術学部美術学科彫刻専攻卒業。主な展示に、Sokyo Annex(京都、2024年)、cadet capela(パリ、2023年)など。
神馬啓佑(じんば けいすけ)|アーティスト。
1985年生まれ。京都市在住。主な展示に「当然の結末#6(共同住宅、個人的体験)」(LEESAYA、東京、2019年)など。