東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2024 一般社団法人HAPS

岡安秀士「Drowse/Quiet Dawn  微睡の中の 静かな夜明け」

開催情報

【作家】岡安秀士
【期間】2024年6月29日(土)~7月16日(火)
【開館時間】11:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場
【料金】無料

https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/40976-1036290612.html

会場

会場名:京都 蔦屋書店 6F ギャラリースペース
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525

概要

岡安秀士は、ニューヨークを拠点に活動するアーティストです。写真やドローイングにより集めた日常の膨大な記録を再構築し、独自の心象風景を描いています。本展は、関西では初の個展開催となり、最新のキャンバス作品のほか、寄木で表現したニューヨークのレンガ造りの建物とセラミックのフィギュアを組み合わせたランプ型の彫刻作品を発表します。

本展のメインビジュアル作品「Drowse/Quiet Dawn」は、ニューヨークで岡安が見たオレンジ色の蝶 Monarch(オオカバマダラ)がメインモチーフになっています。 この蝶は北米からメキシコを約4,800キロメートルかけて移動し、1年の間に世代を超えて南北を行き来することで知られています。あらゆる境界を超えて行き来するその姿は、アメリカの移民問題とガザで起きている戦争に対しての希望の象徴として抗議のプラカードに描かれたこともありました。本作は、中国の思想家・ 荘子の「胡蝶の夢」のエピソードを読んだ時の記憶と合わせて、過去にニューヨークの道端でこの蝶に遭遇した時の記憶や、ニュース番組で見かけた蝶が描かれたプラカードを掲げた人の姿など、岡安が微睡(まどろみ)の中に見た様々な記憶の断片を繋ぎ合わせて描かれています。一枚のキャンバスの中で現実と夢、日常とオンライン越しに見る遠くの世界、過去と未来など、相反する世界が交差して、自由に飛び交う蝶がその二面性の共存を表現しています。

岡安秀士/Shuto Okayasu

1990年 埼玉県生まれ
2014年 東京造形大学グラフィックデザイン専攻卒業
2015年に渡米し、以後ニューヨークを拠点に活動。写真やドローイングなどの日々日常の膨大な記録を画面の中に再構築し独自の心象風景を描く。

◆主な個展

「The Night Has a Thousand Eyes」(Space776Gallery ニューヨーク、アメリカ、2021)
「Midnight Tour」(Space776Gallery ニューヨーク、アメリカ、2020)
「Daidarabotchi」(Space776Gallery ニューヨーク、アメリカ、2018)

◆参加アートフェア

Volta New York Art fairs(ニューヨーク、アメリカ、2022)
Volta Basel Art fairs(バーゼル、スイス、2021)等

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2024 一般社団法人HAPS