開催情報
【作家】近藤正勝
【会期】2024年12月28日(土)~ 2025年1月20日(月)
【時間】11:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
【休館日等】1月1日(水・祝)・2日(木)
【料金】無料
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/43927-1320001112.html
会場
会場名:京都 蔦屋書店 5F エキシビションスペース
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内)
概要
近藤正勝は、ロンドンを拠点に活動するアーティストです。主に風景画を描き、自然と人工物、抽象と具象といった相反する言葉が持つ観念的矛盾をテーマにしながら、それらの中間をなすエリアに対しては言語化できないことにも関心を持っています。
本展では、煌々と明かりがついた家や街並みをバックにどこか遠くを見つめる人物や動物を描いた約10点の作品を展示します。急速なテクノロジーの発展により変化し続ける社会の中で、人間が持つ野生的な本能を開放したいという心情が表現されています。
アーティストステートメント
私は主にランドスケープの作品を描いて来ました。その根底に流れているものは子供の頃から感じている自然界や生命の不思議に対する興味です。またその上で、自然を見る時、また感じる時に立ち上がって来る二つの平行した概念、例えば永遠-瞬間、具象-抽象、東洋-西洋などの二つの言葉の中間にあるものを私達は認知していますがそれを示し出す言葉を知らないという、この不思議と矛盾に満ちた悩ましい中間対象は人間の本質的な課題であり、興味深い美的対象なのではないかと思っています。
今回の展覧会タイトルSleeping Wild – 眠る野生 には、昨今の目紛るしいテクノロジーの進化、情報社会において感じる一抹の不安、それに対して時には理性主義の世界から脱却して、私自身の中に眠る野生を確認したいと言う思いがあります。
近藤正勝
アーティストプロフィール
近藤正勝(Masakatsu Kondo)
愛知県生まれ。1993年、スレードスクール・オブ・ファインアート卒業。在学中ロンドン大学からThe Wilson Steel Memorial Medalを受賞、1997年には「John Moores Liverpool Exhibition 20」で2nd Prizeを受賞。主な展覧会に、1996年相対的普遍 /コオジオグラギャラリー(名古屋)、2000年Prime/東京オペラシティギャラリー(東京)、2001年Surface/Nederlands Foto Instituut(ロッテルダム)、2005年Neo-Landscape /αMプロジェクト(東京)、2012年沈黙の時に/All Visual Arts(ロンドン)、2021年エレメント/The Club(東京)、2023年夢と自然の探求者たち/群馬県立館林美術館、2024 Scenery/為三郎記念館(名古屋)などがある。
※全略歴は、作家HPにてご確認ください。