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「角屋蔵 宴にみる清朝陶磁」展

開催情報

【期間】2026年3月15日(日)~7月18日(土)
【開館時間】10:00 ~ 15:30(受付終了)
【休館日等】月曜日~木曜日 ただし祝日の場合は開館
【料金】
重要文化財「角屋」1階(台所・大座敷)および展示室
一般(大学生含む)1,000円 中高生 800円 小学生 500円

特別公開 重要文化財「角屋」2階座敷(要予約・1階の入場料のほか下記別途料金必要)
一般(大学生含む)1,000円 中高生 700円 

*小学生以下はお断りしています。
*2階のみの見学不可

【人数制限、案内時間】
文化財保護の観点から、1,2階とも定時案内制とさせていただいております。ご自由にはご覧いただけませんが、ガイドがご案内いたします。

重要文化財「角屋」1階(座敷・台所・玄関口等) 1日6回の定時案内制 予約不要

案内開始時間:①10時30分 ②11時30分 ③12時40分 ④13時30分 ⑤14時30分 ⑥15時30分

*各回20名程度、所要時間30分程度

特別公開 重要文化財「角屋」2階座敷 1日4回の定時案内制 要予約

案内開始時間:①10時15分 ②13時15分 ③14時15分 ④15時15分

*各回15名まで、所要時間約30分、1階ご見学時間と合わせて約1時間程度
*2階のみの見学不可
*写真撮影不可

https://sumiyaho.sakura.ne.jp/page/art_museum.html

会場

会場名:角屋もてなしの文化美術館
webサイト:https://sumiyaho.sakura.ne.jp/index.html
アクセス:〒600-8828 京都市下京区西新屋敷揚屋町32
電話番号:075-351-0024

概要

江戸期、京都において最大規模の宴会場であった角屋には、現在も440件の陶磁器が伝存しています。そのうちの89件を中国からの輸入陶磁器が占めています。過去の調査では、その多くが景徳鎮窯で焼かれたものでした。器種は取り回し用の大皿・大鉢をはじめ、銘々のお膳にのせる小皿・小鉢・蓋物、お茶やお酒を注ぐ水注・瓶など、さまざまの形態が取り揃えられています。宴会のさまざまな場面を想定して買い求めたようです。

調査を進めていくと、文政年間(1818~30)には、ある程度まとまった数の中国陶磁を購入していることがわかりました。たとえば「青花山水風景文隅切長方八角鉢」には、箱書に「南京額鉢 弐枚」「文政五年(1822)壬午六月吉日新調之 角徳」とあります。また、翌年に購入された「青花山水楼閣文入隅蓋物」は、丸みを帯びた長方形の深鉢で、つまみに木の実をあしらった蓋が付き、存在感のある器となっています。これらの器は呉須の色などから、清の嘉慶年間(1769~1820)の特徴を有しているとされます。さらには、描かれた文様や色調に異国的な趣の類似性が認められ、もともとヨーロッパに向けて制作・輸出されていたものと考えられます。18世紀の終わりから19世紀前半にかけて、中国で流行ったこうした陶磁器類、これを角屋でも入手し、いち早く宴に取り入れようとしました。流行の物や珍しいものを宴の場に提供することも、もてなしの一つだったのです。

また、茶道具にも中国陶磁が見られます。「青花牡丹唐草文細水指」は青花によって「Ellect Roisss」の文字が書かれていますが、正確な綴りではないようです。こちらも、本来はバラ水入れとして西欧へ輸出されるはずのところ、口の部分を整えて塗蓋が添えられ、用途を水指として角屋に収蔵されました。

伝存する陶磁器の中には、大破してしまったものもなくはありませんが、それでも、金繕いを施して修復したものや、「五彩蝶形向付」のように一点だけを購入しておいて、大切に保管されてきたものも見られます。それだけ貴重な品だったのでしょう。

本展では、制作年代や購入年代の判明する器を中心に、宴に用いられた珍品・名品をご紹介いたします。さまざまな器のそれぞれの背景なども想像しながら、当時の宴に思いをはせていただけましたら幸いです。

この機会にぜひご来館くださいますようお願い申し上げます。

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