東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

 EN サイトマップ
© 2014-2025 一般社団法人HAPS

川勝徳重 原画展

開催情報

【作家】川勝徳重
【会期】2025年4月1日(火)~4月22日(火)
【時間】10:00~20:00
【料金】無料

https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/46052-1434020305.html

会場

会場名:京都 蔦屋書店 5F BOOKアートウォール
webサイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
アクセス:〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.
電話番号:075-606-4525(営業時間内) 

概要

川勝徳重は、2011年にマンガ家としてデビューし、以降マンガ制作だけでなく、マンガ雑誌の編集・執筆や、戦前からのマンガ収集、マンガ史研究を行うなど幅広く活動を続けています。昨年8月に刊行した最新作『瘦我慢の説』は、冴えない中年医師と天真爛漫な姪の世代を超えた交歓を描いた藤枝静男による傑作を、川勝が劇画化した作品です。本作が、カルチャー誌『フリースタイル Vol.62』で発表されたランキング「THE BEST MANGA 2025 このマンガを読め!」で第1位に選ばれ、いま最も注目されるマンガ家のひとりでもあります。
昭和を代表する作家、安部慎一、大城のぼる、水木しげる、林静一から影響を受けてきたという川勝の著作の数々からは、1970年代はじめのコミック誌『ガロ』を彷彿とさせるレトロな趣きを随所に感じます。一方で、国内ではまだ十分な認知がなされていないアメリカン・コミックスやフランス語圏のバンド・デシネなど、海外マンガからの技法もふんだんに取り入れられており、国や時代の垣根を越えてマンガ表現の可能性を拡張し続けてきました。
本展では、『瘦我慢の説』をはじめとするマンガ原稿やイラスト原画の展示を通して、川勝の表現と多岐にわたる活躍を振り返ります。そのほか、サイン入りキャンバス複製画、アパレル商品、『瘦我慢の説』に登場する犬のキャラクター・ベティの手作り箸置きなど、今回の展示に合わせて準備した作品・アイテムを販売します。
4月13日(日)には、川勝徳重とアニメーター・かねひさ和哉による対談イベントを開催します。互いに平成生まれながら、戦前から戦後にかけての大衆文化に精通し、マンガとアニメの領域において独自のアプローチで古典と向き合い続けています。現代では埋もれてしまった表現技法を意欲的に取り入れ、時代やジャンルを横断した新たな創造性を追求する両氏が、それぞれの創作背景について語ります。

トークイベント詳細

日時|2025年4月13日(日)18:40開場、19:00開始、21:00終了予定
会場|京都 蔦屋書店 6F SHARE LOUNGE
登壇者|川勝徳重(マンガ家)、かねひさ和哉(アニメーター)
参加条件|対象書籍いずれか+イベント参加券(税込1,000円)のご購入
※対象書籍
『痩我慢の説』(税込1,430円)、『電話・睡眠・音楽』(税込1,430円)、『アントロポセンの犬泥棒』(税込1,430円)、小画集『川勝徳重の一枚絵。』(税込1,430円)

川勝徳重(かわかつ とくしげ)
マンガ家。1992年、東京生まれ。2011年『幻燈』(北冬書房)にてデビュー。漫画雑誌『架空』の編集・執筆に関わる。2016年にはPIZZICATO ONE『わたくしの二十世紀』アナログ盤のジャケット・イラストを担当。また『貸本マンガ史研究』に水木しげるについての評論を執筆するなど、活躍は多岐にわたる。著書に『十代劇画作品集』(セミ書房)、『アントロポセンの犬泥棒』『電話・睡眠・音楽』(ともにリイド社)。

関連記事



HAPSについて | アーティスト支援 | アートと共生社会
お知らせ | 相談・お問い合わせ | アクセス
サイトマップ | プライバシーポリシー



JP | EN

© 2014- 2025 一般社団法人HAPS