HAPSが協力するイベントのお知らせです。

■概要
「貝殻をあつめる、道路に線をのこす」
会期|2025年10月17日(金)~10月20日(月) 12:00-20:00 ※最終日20日は18時まで
料金|無料
参加作家|岩瀬海、Misaki Okubo、美馬摩耶、Moche Le Cendrillon、山もといとみ
会場|Taroハウス(京都市南区東九条西岩本町16-1)
アクセス|京都駅アバンティ出入り口3から徒歩4分/京都駅八条東口から徒歩5分/河原町通から一筋の通りを下がった駐車場の一角にあります。
アクセシビリティ|
会場内は出入り口にスロープがあります。
お手洗いについて:会場最寄りの多目的トイレは京都アバンティ1Fと3Fになります。
アクセシビリティについてのお問い合わせやご相談は、メールアドレスへご連絡ください。
問い合わせ先|queer.shellroad@gmail.comまたはInstagram @queer_shell_road のDMまで
デザイン制作|urano @otasi9
助成|
https://www.instagram.com/queer_shell_road
■展示コンセプト
『貝殻をあつめる、道路に線をのこす』は、FLINTAの連帯に焦点を当て、それぞれの語りや活動からクィアコミュニティの散らばった実践の断片を拾い集め、形に残していくためのプロジェクトです。
今回はプロジェクトの一環として、トークイベント、ワークショップ、作品展示からなるイベントを開催します。
FLINTAとは 、女性、レズビアン、インターセックス、ノンバイナリー、トランスジェンダー、エイジェンダー/アジェンダーの連帯を広げるための総称として使われています。
しかし、それぞれの当事者・コミュニティが異なる抑圧を経験しており、連帯は容易ではありません。
それでも連帯の可能性を探るための第一歩として、散歩の途中で貝殻を拾い集め、時には地面に落書きをしてみるように、集まって語り表現することを通してFLINTAの表現活動の断片を拾い集め、記録する一つの中継地点を開きます。
■会期中のイベント
クィアな情報保障をつくる ―知る・考える・やってみる
日時|2025年10月18日(土)13:00~17:00
定員|15名(申し込み不要・入退場自由)
第一部 講座視聴会:アクセシビリティを知る 13:00~15:00
東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」が実施した、展覧会や創作活動におけるアクセシビリティについてのアーカイブ講座を視聴します。
※動画内に手話通訳、字幕あり
東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」アクセシビリティ講座 2025【創造活動におけるアクセシビリティとは(前編)】(レギュラー講座)
https://www.youtube.com/watch?v=3bBbllty0ig
第二部 ことばでクイアに鑑賞する 15:30~17:00
第一部の講座視聴を受けて、アーティストの作品解説とともに、作品の視覚・音声情報を鑑賞者へクィアに届ける言葉を考えます。
※手話通訳あり
クィア実践の交差点を探る~ドラァグクイーンとアートマネジメントの領域横断~
日時|2025年10月19日(日)14:00~15:30 ※手話通訳あり
登壇者|アフリーダ・オー・ブラート|緒方江美さん(ドラァグクイーン|アートマネージャー)
ドラァグ・クイーンであり、アートマネージャーのアフリーダ・オー・ブラートさんに、その領域横断的な活動についてや、京都のFLINTAとドラァグシーンとの繋がりについてお話しを伺います。
(聞き手:モチェ・レ・サンドリヨン @moche_le_cendrillon )
アフリーダ・オー・ブラート|緒方江美(ドラァグクイーン|アートマネージャー) afreeda o breat
2004年ドラァグクイーンデビュー。
1989年にはじまったドラァグクイーン&DJオーガナイズパーティ「DIAMONDS ARE FOREVER」(京都メトロ)レジデンツメンバー出演。
アートプロジェクト事務局、劇場、文化財団勤務を経て、2017年よりフリーランス・アートマネージャー。展覧会「LGBTQ ART LABORATORY」コーディネートの他、企画展「装いの力 – 異性装の日本史」展アーティストマネジメント、舞台公演「SYNTHESE-DRAG meets CONTEMPORARY-」共同制作マネジメント等。
大阪芸術大学特任准教授、京都芸術大学非常勤講師。
【トークイベント】アセクシュアルメイメージ研究おしゃべり会
日時|2025年10月19日(日)17:15~19:00
定員|10名(先着順)(入場無料/申し込み不要/入退室自由)※UDトークあり(日本語)
他者に性的/恋愛的惹かれを感じないセクシュアリティであるアセクシュアル/アロマンティック・スペクトラム(Aro/Ace)とその表象について、Aro/Ace研究をはじめ、クィア、インターセクショナリティを研究する方たちとともにお話しする、「アセクシュアルメイメージ研究おしゃべり会」を開催します。
Ace/Aroは他のセクシュアリティに比較してその研究や社会的認知が遅れており、様々なメディアにおいての表象も少ないといった現状があります。アセクシュアルは、今後いかに文化やコミュニティを築きうるのでしょうか?
このイベントでは、研究者の方々の研究紹介のあとに、「Aro/Aceと文化芸術」のテーマについて、参加者を変えておしゃべり会をします。
(企画者・ファシリテーター:モチェ・レ・サンドリヨン)